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J-GLOBAL ID:202002266581135715   整理番号:20A2695235

慢性腰痛患者の脳活動を変化させる脊髄操作療法:縦断的脳fMRI研究【JST・京大機械翻訳】

Spinal Manipulative Therapy Alters Brain Activity in Patients With Chronic Low Back Pain: A Longitudinal Brain fMRI Study
著者 (15件):
資料名:
巻: 14  ページ: 534595  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7075A  ISSN: 1662-5145  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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背景:脊髄マニピュレーション療法(SMT)は慢性腰痛(cLBP)を減少させるのを助ける。しかし,疼痛緩和の根底にあるメカニズムとSMTに対する神経反応は不明のままである。cLBP患者に対するSMTの効果を評価するため,リアルタイムスポット圧力機械的刺激の適用で脳機能磁気共鳴イメージング(fMRI)を利用した。方法:cLBP患者(群1,n=14)とcLBPのない年齢適合健常対照者(群2,n=20)を前向きに登録した。脳fMRIは,SMT(TP1)前,第1SMTセッション(TP2),第6SMTセッション(TP3)後の3時点で1群で実施した。健常対照者(群2)はSMTを受けず,1つのfMRIスキャンのみを受けた。fMRI走査の間,リアルタイムスポット圧力機械的刺激を,すべての参加者の腰部領域に適用した。グループ1の参加者は,視覚アナログスケール(VAS)と中国の短形式Oswestry Disability Index(C-SFODI)を用いて,それぞれ疼痛とクオリティオブライフを評価する臨床アンケートを完成した。【結果】SMT(TP1)の前に,群1と群2の間に脳活動に有意差はみられなかった。第1のSMTセッション(TP2)の後,第1群は,第2群(P<0.05)と比較して,右傍海馬回,右背外側前頭前野,および左楔前部において有意に大きい脳活動を示した。6番目のSMTセッション(TP3)の後,グループ1は,グループ2(P<0.05)と比較して,後部帯状回と右下前頭回で,有意に大きい脳活動を示した。第1と第6のSMTセッション(TP2とTP3)の後,グループ1は,TP1より有意に低いVAS疼痛スコアとC-SFODIスコアを有した(P<0.001)。結論:SMT後のcLBP患者におけるデフォルトモードネットワークの領域における脳活性の変化を観察した。これらの所見は,cLBP Clinical Trial Registation:,識別子ChiCTR1800015620の患者における疼痛管理のための神経イメージングバイオマーカーとしてのデフォルトモードネットワークの潜在的有用性を示唆する。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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中枢神経系  ,  運動器系の疾患  ,  神経の基礎医学  ,  生体計測 
引用文献 (38件):
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