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J-GLOBAL ID:202002266785282377   整理番号:20A2529413

黄さび病に感染したコムギの生理に及ぼすAgナノ粒子,サリチル酸および植物成長促進根圏細菌の相互作用効果【JST・京大機械翻訳】

Interactive effects of Ag-nanoparticles, salicylic acid, and plant growth promoting rhizobacteria on the physiology of wheat infected with yellow rust
著者 (2件):
資料名:
巻: 102  号:ページ: 1215-1225  発行年: 2020年 
JST資料番号: W4649A  ISSN: 2239-7264  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,黄色さび病に対する感受性が異なる2品種のコムギV-1(GA2002)とV-2(Inqalab-91)の生理学,糖代謝,および収量に及ぼす植物成長促進根圏細菌(PGPR),サリチル酸(SA),およびAgナノ粒子(AgNPs)の比較研究を扱う。研究は,ストレスを受けた生息地からの細菌が正常な条件のものより良い生物防除可能性を有するという仮説に基づいた。3つのPGPR菌株Bacillus cereus,Bacillus spp.およびBurkholderia sp.をバイオ接種剤として使用した。前者2つは,それぞれさび病とうどんこ病に感染したコムギの根圏から分離され,Burkholderia sp.は未感染コムギの根圏から分離された。種子は,PGPR菌株とSAのブロス培養において播種の前に2時間浸漬した。AgNPsを葉面散布(播種後60日)に適用した。黄さび病は播種の68日後に誘導された。Bacillus cereus,AgNPsおよびSAによる処理は,AUDPC(生産曲線下の面積)で測定したコムギの黄さび病を効果的に減少させた。セレウス菌はフェニルアラニンアンモニアリアーゼ活性を有意に刺激した。アブシジン酸(ABA),SA,インドール酢酸(IAA)及びジベレリン(GA),クロロフィル及びカロチノイド含量は,PGPR適用後の感受性品種(黄色さび病で感染)において増加した。PGPRは抗酸化酵素とプロリン含有量の活性をさらに増強した。生物学的収量はBacillus cereusを接種した植物で有意に高かった。Bacillus cereusはSAと相乗的に作用し,粒径を増加させた。黄色さび病に対する耐性はフェニルアラニンアンモニアリアーゼ(PAL)及びスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)及びABA含量の増加により仲介される。AgNPsは成熟し,光合成産物の蓄積に大きな影響を及ぼした。Bacillus cereusはSAと相乗的に作用し,止葉+穀粒の総糖含量を改善した。AgNPsは,穀物への糖生産と糖移動の増強のためにセレウス菌を補充できる。AgNpsとBacillus cereusは,AUDPCとPAL活性によって証明されたように,黄色さび病に対して類似の生物防除能を示すが,Bacillus cereusは植物ホルモンの産生に関してAgNPsに取って代わって,感受性品種Inqalab-91においてより顕著であった。Copyright Societa Italiana di Patologia Vegetale (S.I.Pa.V.) 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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土壌生物  ,  野菜 

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