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J-GLOBAL ID：202002267000810725   整理番号：20A1684411

アルツハイマーおよび血管疾患のマウスモデルにおける吸入曝露後の異なる量のジルコニウムをドープした酸化セリウムナノ粒子の神経学的効果の評価【JST・京大機械翻訳】

Evaluation of neurological effects of cerium dioxide nanoparticles doped with different amounts of zirconium following inhalation exposure in mouse models of Alzheimer’s and vascular disease

著者 (10件)： Wahle Tina (IUF - Leibniz Research Institute for Environmental Medicine, Duesseldorf, Germany) ,  Sofranko Adriana (IUF - Leibniz Research Institute for Environmental Medicine, Duesseldorf, Germany) ,  Dekkers Susan (National Institute for Public Health and the Environment, Bilthoven, the Netherlands) ,  Miller Mark R. (Centre for Cardiovascular Science & Centre for Inflammation Research, University of Edinburgh, Edinburgh, United Kingdom) ,  Heusinkveld Harm J. (IUF - Leibniz Research Institute for Environmental Medicine, Duesseldorf, Germany) ,  Heusinkveld Harm J. (National Institute for Public Health and the Environment, Bilthoven, the Netherlands) ,  Albrecht Catrin (IUF - Leibniz Research Institute for Environmental Medicine, Duesseldorf, Germany) ,  Cassee Flemming R. (National Institute for Public Health and the Environment, Bilthoven, the Netherlands) ,  Cassee Flemming R. (Institute for Risk Assessment Sciences, Faculty of Science, Utrecht University, Utrecht, the Netherlands) ,  Schins Roel P.F. (IUF - Leibniz Research Institute for Environmental Medicine, Duesseldorf, Germany)
資料名： Neurochemistry International  (Neurochemistry International)
巻： 138  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： E0890A  ISSN： 0197-0186  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 毒物学的および疫学的研究からの証拠の増加は,脳が環境(超微細)粒子の重要な標的であることを示す。脳における酸化還元ホメオスタシスおよび炎症の障害は,神経毒性および神経変性効果に寄与する可能性のある機構として提案されている。工学ナノ粒子(NP)が神経毒性を引き起こし,Alzheimer病(AD)のような神経変性疾患を促進するかどうかは,ほとんど研究されていない。異なる量のジルコニウム(Zr,0%,27%および78%)でドープした二酸化セリウム(CeO_2)NPに対する亜急性吸入曝露(4mg/m3,4週間,5日/週)の神経学的影響を評価し,ADの5xFADトランスジェニックマウスモデルにおける粒子レドックス活性の影響を調べた。曝露後4週間,行動への影響を評価し,脳組織をアミロイド-βプラーク形成と反応性ミクログリア(Iba-1染色)について分析した。行動は,血管疾患のモデルとして,西洋の食餌給餌アポリポ蛋白質E欠損(ApoE-/-)マウスと同様に,同時曝露非トランスジェニックC57BL/6J同腹子でも評価された。炎症と酸化ストレスのマーカーを大脳皮質で評価した。NP曝露5xFADマウスの脳は,アミロイドβプラーク形成を促進しなかった。有意な治療関連行動障害は,健康なC57BL/6Jマウスで観察されなかった。5xFADとApoE-/-モデルにおいて,NP吸入曝露は,空間作業記憶欠損の欠如を示すX迷路における交替スコアに影響しなかった。しかし,78%ZrドープCeO_2 NPへの吸入曝露後,強制運動性能(ストリング懸濁液)および探索運動活性(X-迷路)は,それぞれApoE-/-および5xFADマウスで観察された。78%添加NPへの曝露は,C57BL/6Jマウスにおけるグリア線維酸性蛋白質(GFAP)の皮質発現の増加も引き起こした。5xFADとApoE-/-マウスでは有意な治療関連変化神経炎症と酸化ストレスは観察されなかった。著者らの研究結果は,CeO_2 NPへの亜急性吸入曝露が5xFADモデルのAD様表現型を促進しないことを明らかにした。ADおよび血管疾患のマウスモデルで観察されるように,運動活性に対する酸化還元活性依存性効果がこれらのNPの特異的神経毒性効果から生じるかどうかを解明するために,さらなる研究が必要である。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： アミロイド ,  炎症 ,  *吸入 ,  大脳皮質 ,  *ドーピング ,  酸化還元反応 ,  *血管疾患 ,  神経毒性 ,  *Alzheimer病 ,  酸化ストレス ,  *ナノ粒子 ,  ミクログリア ,  アミロイドβタンパク質
準シソーラス用語： 神経変性 ,  *マウスモデル , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 二酸化セリウム ,  ナノ粒子 ,  吸入 ,  アルツハイマー病 ,  アミロイド-β

分類 (2件)： 神経系の疾患  (GN03000O) ,  神経の基礎医学  (GN01020W)

タイトルに関連する用語 (11件)： アルツハイマー ,  血管疾患 ,  マウスモデル ,  吸入曝露 ,  量 ,  ジルコニウム ,  ドープ ,  酸化セリウム ,  ナノ粒子 ,  神経学 ,  評価