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J-GLOBAL ID:202002267021472669   整理番号:20A2775626

miR-155-5pはmTORシグナル伝達経路の調節を介してH9C2細胞におけるエタノール誘発性心筋インスリン抵抗性を軽減する【JST・京大機械翻訳】

miR-155-5p alleviates ethanol-induced myocardial insulin resistance in H9C2 cells via regulating the mTOR signalling pathway
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巻: 47  号: 12  ページ: 9469-9477  発行年: 2020年 
JST資料番号: W4741A  ISSN: 1573-4978  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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アルコール曝露は心筋インシュリン感受性を損なうが,これは心臓機能障害と関連する。miR-155はmTORシグナル伝達経路を調節し,複数の機能に関与する。しかし,エタノール誘導心筋インシュリン抵抗性におけるmiR-155の根底にある機構は不明である。本研究では,心筋インシュリン感受性におけるmiR-155の役割とmTOR経路の関与を同定することを目的とした。H9C2細胞を100mMエタノールの有無で24時間培養した。miR-155-5p阻害剤,miR-155-5p模倣体またはそれらのそれぞれの陰性対照(阻害剤NCおよび模倣NC)を,miR-155-5p発現を調節するために形質移入し,mTOR(Rictor)およびリボソーム蛋白質S6キナーゼB2(S6K2)を豊富に含むRas相同体を含むmTORシグナル伝達を,ウェスタンブロット法およびqPCRによって研究し,そして,インシュリン反応性を,グルコース取込およびインシュリン受容体基質-1(p-IRS1)のリン酸化によって評価した。miR-155-5pレベルはエタノール曝露下で増加し,グルコース取込の減少,p-IRS1(ser307)の増加及びH9C2細胞におけるmTORシグナル伝達経路の活性化を伴った。さらに,miR-155-5pダウンレギュレーションはグルコース取込を減少させ,p-IRS1(ser307)レベルを増加させ,mTORシグナル伝達経路を活性化した。miR-155-5pアップレギュレーションはグルコース取込を増加させ,p-IRS1(ser307)レベルを低下させ,mTORシグナル伝達経路を抑制した。まとめると,これらの知見はmiR-155-5pアップレギュレーションがin vitroでmTORシグナル伝達を介して心筋インシュリン抵抗性を改善し,miR-155-5pダウンレギュレーションは心筋インシュリン抵抗性を減弱し,アルコール誘発性心筋症の潜在的治療標的になるかもしれないことを示唆する。Copyright Springer Nature B.V. 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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