抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
目的:血清可溶性成長刺激発現遺伝子2蛋白(sST2)とマトリックスメタロプロテアーゼ(MMP)-2、MMP-9レベルと急性心筋梗塞(AMI)合併心不全(HF)患者の予後の相関性を検討する。方法:2017年5月から2018年5月まで海南省第三人民病院に入院したAMI患者149例を選択し、入院後の関連データを記録し、入院時の血清sST2、MMP-9レベルを測定した。HF群(54例)と非HF群(95例)にHF群を合併し、退院後12カ月間フォローアップし、悪性HFの有無、心原性死亡などにより、AMI合併HF患者を予後不良群(n=16)と予後良好群(n=38)に分けた。血清sST2,MMP-9のレベルを,HF群,および予後不良群と予後不良群の間で比較し,そして,HF患者の予後予測におけるsST2,MMP-2およびMMP-9の効果を,受信者動作特性(ROC)曲線によって分析した。結果:HF群の血清sST2、MMP-9レベルはHF群より高く、統計学的有意差があった(P<0.05)。HF群の有害事象発生率は29.63%(16/54)で、予後不良群の血清sST2、MMP-9レベルは予後良好群より高く、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。sST2、MMP-9はAMI合併HF患者の予後を予測する曲線下面積(AUC)はそれぞれ0.888、0.938、0.715であった。結論:AMIに合併するHF患者の血清sST2、MMP-9は明らかに増加し、高レベルの血清sST2、MMP-9は患者の予後不良を提示でき、sST2、MMP-9は患者の予後に対して比較的に良い予測価値がある。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】