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J-GLOBAL ID:202002267098789880   整理番号:20A2579253

界面活性剤仲介蛋白質安定化に及ぼす疎水性テール長さ変動の影響【JST・京大機械翻訳】

Effects of Hydrophobic Tail Length Variation on Surfactant-Mediated Protein Stabilization
著者 (7件):
資料名:
巻: 17  号: 11  ページ: 4302-4311  発行年: 2020年 
JST資料番号: W3686A  ISSN: 1543-8384  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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最近,蛋白質治療薬は,従来の小分子薬と比較して,それらの増強選択性と副作用の減少の結果として大きな注目を集めている。それらの利点にもかかわらず,蛋白質製剤は,生産と貯蔵中の凝集と変性のため,典型的には,有害な免疫応答をもたらすため,安定性問題に悩まされる。界面活性剤は,界面への蛋白質吸着の防止または溶液中の保護構造の形成により,溶液中の蛋白質の安定化および保護に使用できる。ここでは,詳細な構造活性相関研究を記述し,疎水性尾部長がモデル治療用蛋白質IgGの界面活性剤媒介安定化において果たす役割を実証した。簡単な構造変調を可能にする界面活性剤足場に由来するFM1000シリーズを簡単な2段階法により合成した。最初に,フェニルアラニンを種々の長さの種々のアシルクロリドでアシル化し,n-アシルフェニルアラニンを生成し,次に,ポリエチレングリコール系アミンであるJeffamine M1000に結合し,最終界面活性剤を得た。このFM1000シリーズで,14の炭素長尾界面活性剤(14FM1000)が,より長いかより短い尾部を有する界面活性剤と比較してIgG凝集を防ぐのに最適であることが観察された。散逸と動的表面テンシオメトリーと水晶振動子微量天秤の組み合わせを用いて,14FM1000はIgG吸着を防止でき,従って凝集を表面へ迅速に吸着することにより凝集すると仮定した。14FM1000は,研究した他の界面活性剤と比較して,初期吸着の最速速度を有した。短尾界面活性剤は遅く,表面にはかなり吸着せず,IgG吸着を可能にした。長尾界面活性剤も吸着するのが遅いが,IgGは吸着し凝集し,それらの平衡吸着は強かった。さらに,14FM1000は,最も可逆的に吸着された界面活性剤であり,過渡的表面へ迅速に脱着し,吸着する能力を改善し,従って,各新しい疎水性表面でIgGを保護し,凝集を防止する。界面活性剤と蛋白質安定化の構造-活性関係を理解することにより,重要な蛋白質治療の安定性と有用性を増加させる将来の界面活性剤のより効率的な設計に向けて移行する。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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蛋白質・ペプチド一般 
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