抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,橋梁床版の土砂化等による劣化域の調査に対し,電磁波レーダ(地中レーダ,GPR=Ground-Penetrating Radar)の適用が進められている.GPRは一般に空洞や埋設管の調査に用いられている地下探査装置で,橋梁床版は従来の主要対象物より浅部域が調査対象となる.このため,記録の取得,解析,そして記録の解釈(診断)に際して特有の課題が存在する。本稿ではGPRの基本的な特徴を整理し,橋梁床版の記録の捉え方と注意点を確認する.また,空洞調査用の装置を床版調査に適用する際の注意点の共有を図る.さらに,GPR技術の効果的な活用方法について考察する.(著者抄録)