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J-GLOBAL ID：202002267139873987   整理番号：20A0639475

多数室建物の熱・換気性能現場測定システム

著者 (3件)： 奥山博康 (神奈川大) ,  吉浦温雅 (神奈川大) ,  井出大輝 (神奈川大)
資料名： 神奈川大学工学研究  (Technology Reports, Kanagawa University)
号： 3  ページ： 67-71  発行年： 2020年02月28日 
JST資料番号： G0032C  ISSN： 2433-5169  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・建物の熱損失係数等の性能は,施工や経年劣化により設計とは異なり,実際の熱性能や換気性能を現場測定する技術が必要。
・現場測定では,実際の建物が単室ではなく,多数室となり,これに対応した現場測定システムが重要。
・多数室系での熱やトレーサガスの移動は,いずれも同様の連立常微分方程式で記述される熱回路網の数学モデルで表現。
・熱回路網モデルに基づいた多数室系の拡散系システム同定理論を考案して,プログラムSPIDを開発。
・表計算プログラムの中にSPIDを取り入れたSPIDSも開発し,現場測定システムを構築。
・動作確認実験を行い,第二世代までの測定システムでは多数室換気測定機能だけで熱性測定機能は無かったが,第三世代システムでは熱性能測定も実現。
・開発した装置システムは最大10室に対応して炭酸ガス濃度を測定するだけでなく温度と湿度も測定。

シソーラス用語： *計測システム ,  *換気 ,  現場試験 ,  建築物 ,  スプレッドシート ,  システム同定 ,  常微分方程式 ,  二酸化炭素 ,  微分方程式 ,  数学モデル ,  *熱損失 ,  性能評価 ,  熱回路網 ,  実証実験
準シソーラス用語： 換気性能 ,  現場測定 ,  炭酸ガス濃度 ,  熱損失係数 ,  表計算プログラム

分類 (1件)： 換気  (PC02040B)

タイトルに関連する用語 (4件)： 建物 ,  換気性能 ,  現場 ,  測定システム