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J-GLOBAL ID：202002267197054744   整理番号：20A0987444

美保湾におけるギンザケ養殖の環境影響に関する数値解析

Numerical Analysis of the Environmental Impact of Silver Salmon Farming in Miho Bay

著者 (5件)： DONG Shuchuang (東京大学生産技術研究所 機械・生体系部門) ,  ZHOU Jinxin (東京大学大学院 工学系研究科) ,  LI Qiao (東京大学生産技術研究所 機械・生体系部門) ,  吉田毅郎 (東京大学生産技術研究所 機械・生体系部門) ,  北澤大輔 (東京大学生産技術研究所 海中観測実装工学研究センター)
資料名： 生産研究  (Journal of Institute of Industrial Science, the University of Tokyo)
巻： 72  号： 1  ページ： 77-80(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： G0185A  ISSN： 0037-105X  CODEN： SEKEAI  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本報では前報に引き続き,ギンザケ養殖を対象として養殖による周辺海域の環境変化を見るために,数値シミュレーションを行った.河川からの淡水流入,養殖による負荷等の要因を考慮するとともに,ネスティング手法を取り入れた計算を実施した.その結果,全窒素,全リン,化学的酸素要求量と溶存酸素濃度の季節変動が再現され,養殖海域近傍での水質変化も確認された.また,溶存酸素濃度を見ると,養殖に直ちに影響を及ぼすレベルではなかったことが示された.今後は,養殖負荷モデルの精度向上や底質モデル導入を検討する必要がある.(著者抄録)

シソーラス用語： *ギンザケ ,  *養殖 ,  数学モデル ,  環境容量 ,  *環境影響 ,  環境 ,  漁場環境 ,  溶存酸素 ,  海洋汚濁
準シソーラス用語： *海面養殖 ,  *環境負荷 ,  水質環境 ,  数値モデル ,  美保湾

分類 (3件)： 魚類  (FH02020K) ,  増養殖の技術  (FH04020Y) ,  海洋汚濁  (SB02040B)

引用文献 (9件)：

• 1) 平成29年度水産白書 第2章-第2節我が国の水産業をめぐる動向. 水産庁(2018), pp 66-76.
• 2) 平成29年漁業・養殖業生産統計年報. 農林水産省統計部(2018).
• 3) 古谷研, 黒倉寿, 岸道郎, 柳哲雄, 養殖海域の環境収容力(水産学シリーズ), 恒星社厚生閣, (2006)
• 4) 武川活人・五十嵐輝夫・太田裕達. ギンザケ養殖漁場の水質および底質環境. 宮城県気仙沼水産試験場研究報告(1984), pp70-79.
• 5) 佐々木 良・押野明夫・菊池亮輔. ギンザケ養殖生簀の直下海底における水質底質環境とベントスの蝿集. 宮城県水産研究報告 (2002), pp17-26.

タイトルに関連する用語 (4件)： ギンザケ ,  養殖 ,  環境影響 ,  数値解析