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J-GLOBAL ID:202002267288595005   整理番号:20A1088133

ウガンダのカリンズ森林におけるブラックアンドホワイトコロブス(Colobus guereza)の食餌と摂食行動

The diet and feeding behavior of the black-and-white colobus (Colobus guereza) in the Kalinzu Forest, Uganda
著者 (9件):
資料名:
巻: 61  号:ページ: 473-484  発行年: 2020年05月 
JST資料番号: X0725A  ISSN: 0032-8332  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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霊長類の摂食生態学の目標の1つは,種間および種内変動に影響する因子を理解することである。したがって,可能な限り多くの個体群における基本的摂食生態の詳細な記述が必要であり,さらなる理解を必要とする。ブラックアンドホワイトコロブス(Colobus guereza)またはguerezaはアフリカに広く分布しており,それらの摂食に関して良く研究されたコロブスの種である。局所条件に応じて食餌にかなりの変動を示す。著者らは,行動観察(全体で4308時間),生物季節学,および植生調査を用いて,30以上の連続月にわたり,ウガンダのカリンズ森林におけるguerezaのグループの食餌を研究した。合計31の植物種を研究対象グループは消費した。本研究グループは主に葉食性であった。それらの摂食時間の大部分は若い葉の摂食に関与していた(87%)。しかし,1年の間,果実と種子は毎月の給餌時間の45%を占めた。Celtis durandiiの若い葉は,最も重要な食物であり,全給餌記録の58%を構成した。若い葉の利用が小さいと果実と花の消費に有意な増加があったが,果実の消費は果実の利用性が高い場合でも有意には増加しなかった。それらの毎月の食餌の多様性は,若い葉を持つ利用可能な植物の数が減少するにつれて増加し,研究グループにおける食餌の多様性の多くが,それらの食餌の若い葉部分に起因する可能性があることを示唆した。著者らの知見は,局所的環境条件に応じて,食餌適応のより良い理解とguerezaの摂食生態学に貢献する助けとなる可能性がある。Copyright Japan Monkey Centre and Springer Japan KK, part of Springer Nature 2020 Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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個生態学 
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