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J-GLOBAL ID:202002267440512788   整理番号:20A0670462

ネオアジュバント化学療法誘発性好中球減少症は結腸直腸肝転移切除後の組織学的反応と転帰に関連する【JST・京大機械翻訳】

Neo-adjuvant Chemotherapy-Induced Neutropenia Is Associated with Histological Responses and Outcomes after the Resection of Colorectal Liver Metastases
著者 (11件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 659-670  発行年: 2020年 
JST資料番号: W4585A  ISSN: 1091-255X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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背景:化学療法における主要有害事象である好中球減少症は,いくつかの固形腫瘍における良好な臨床転帰と関連する。結腸直腸肝転移(CRLM)患者における病理学的反応および予後に対するネオアジュバント化学療法(NAC)誘導好中球減少症の予測値を検討することを目的とした。【方法】NACを受けている141人のCRLM患者とそれに続く肝切除において,遡及的レビューを行った。ロジスティック回帰を適用して潜在的予測因子を分析した。Cox比例ハザード分析を用いて生存を分析した。結果:NACによる好中球減少症は全患者の42.6%(60/141)で観察され,グレード3/4好中球減少症は31.7%(19/60)に認められた。病理学的反応(腫瘍退縮グレード(TRG)1~3)は,患者の46.1%(65/141)で報告された。多変量解析は,好中球減少症が,好ましい組織学的反応の独立予測因子として,標的治療,良好な分化および術前CEA<10ng/mlと同様に,好ましい病理学的反応(OR=3.718,95%CI1.716-8.329,P=0.001)を有意に予測したことを示した。患者のうち,54.6%(77/141)は術後合併症を有し,28の主要合併症(28/77,36.4%)を含んだ。重篤な好中球減少症は,多変量解析における術後の主要合併症を有意に予測した(OR=4.077,95%CI1.184-14.038,P=0.026)。好中球減少症のない患者と比較して,好中球減少症を有する患者は,有意に良好な無進行生存(PFS)(P=0.007;mPFS,10.2か月対6.7か月)を有した。組織学的反応を有する患者は,組織学的反応のない患者より有意に良好なPFSを有していた(P=0.001;mPFS,10.0か月対5.5か月)。多変量解析によると,好中球減少症は,より良いPFS(HR=0.613,95%CI0.406-0.925,P=0.020)に対する有意な予測因子であったが,OSではなかった。結論:NACを受けているCRLM患者に対して,NACによって誘発された好中球減少症は,好ましい病理学的反応,術後の主要合併症およびより良い予後の有意な予測因子であり,治療アプローチおよび予後評価におけるCRLM患者に有用である。Copyright The Society for Surgery of the Alimentary Tract 2019 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの薬物療法  ,  抗腫よう薬の臨床への応用 

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