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J-GLOBAL ID：202002267500339905   整理番号：20A2456003

血清S100Bは末期腎疾患患者の認知障害のバイオマーカーを示す【JST・京大機械翻訳】

Serum S100B represents a biomarker for cognitive impairment in patients with end-stage renal disease

著者 (9件)： Park Bong Soo (Department of Internal Medicine, Haeundae Paik Hospital, Inje University College of Medicine, Busan, Republic of Korea) ,  Lee Hae Won (Department of Internal Medicine, Haeundae Paik Hospital, Inje University College of Medicine, Busan, Republic of Korea) ,  Lee Yoo Jin (Department of Internal Medicine, Haeundae Paik Hospital, Inje University College of Medicine, Busan, Republic of Korea) ,  Park Sihyung (Department of Internal Medicine, Haeundae Paik Hospital, Inje University College of Medicine, Busan, Republic of Korea) ,  Kim Yang Wook (Department of Internal Medicine, Haeundae Paik Hospital, Inje University College of Medicine, Busan, Republic of Korea) ,  Kim Si Eun (Neurology, Haeundae Paik Hospital, Inje University College of Medicine, 875, Haeundae-ro, Haeundae-gu, 48108 Busan, Republic of Korea) ,  Kim Il Hwan (Department of Internal Medicine, Haeundae Paik Hospital, Inje University College of Medicine, Busan, Republic of Korea) ,  Park Jin Han (Department of Internal Medicine, Haeundae Paik Hospital, Inje University College of Medicine, Busan, Republic of Korea) ,  Park Kang Min (Neurology, Haeundae Paik Hospital, Inje University College of Medicine, 875, Haeundae-ro, Haeundae-gu, 48108 Busan, Republic of Korea)
資料名： Clinical Neurology and Neurosurgery  (Clinical Neurology and Neurosurgery)
巻： 195  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： W3387A  ISSN： 0303-8467  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 認知障害(CI)は末期腎疾患(ESRD)の合併症とその治療として認識されている。ニューロン特異的エノラーゼ(NSE)とS100B蛋白質は脳損傷の神経生化学マーカーとして知られている。本研究の目的は,ESRD患者におけるCI予測における血清NSEとS100Bレベルの潜在的役割を調べることであった。ESRD患者30名を前向きに登録した。それらの全ては,180日間毎週3回維持血液透析を受けた。著者らは,CIのない患者からCI患者を区別するための血清NSEとS100Bレベルの潜在的価値を分析した。ミニメンタルステート検査を神経心理学的評価のために使用した。群間の差を,独立変数として人口統計学的および実験室プロファイルを使用して分析した。ESRDの30人の患者のうち,13人はCIがあったが,他の17人はそうではなかった。S100Bレベルを含む年齢と実験室プロファイルを含む人口統計学的プロファイルは,CI有りと無しの患者の間で有意に異なった。CI患者はCIのない患者より高齢であった。さらに,CI患者における血清S100Bレベルは,CIのない患者よりも有意に高かった。しかし,血清NSEレベルは群間で差はなかった。CIを予測するための最良のカットオフ値は,受信者動作特性分析に基づいて,NSEで17.7mg/mL,S100Bで36.1pg/mLであった。多重ロジスティック回帰分析は,血清S100BレベルがCIの統計的に有意な独立した予測因子であることを示した。ESRD患者の約40%がCIを有することを見出した。血清NSEレベルではなく血清S100BレベルはESRD患者で有意に増加した。これらの知見は,ESRD患者におけるCIが脳におけるグリア細胞機能不全と関連することを示唆する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *血清 ,  機能障害 ,  グリア細胞 ,  合併症 ,  *バイオマーカー ,  脳損傷
準シソーラス用語： *認知障害 ,  人口統計学 ,  *ESRD ,  多重ロジスティック回帰分析 ,  独立変数 ,  維持透析 ,  ミニメンタルステート検査 ,  予測因子 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： ニューロン特異的エノラーゼ ,  S100B ,  腎不全の慢性 ,  認知機能障害

分類 (2件)： 泌尿生殖器の疾患  (GM03000L) ,  泌尿生殖器の臨床医学一般  (GM01030E)

タイトルに関連する用語 (6件)： 血清 ,  S100B ,  末期 ,  腎疾患患者 ,  認知障害 ,  バイオマーカー