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J-GLOBAL ID：202002267608923927   整理番号：20A0660334

新規就農者の可能性とそのための課題や取組み-2)職業自己選択時代の青森県弘前市周辺の新規就農者群像

Actual State of New Farmers Around Hirosaki City, Aomori Prefecture, in the Days of Career Choice by Oneself

著者 (2件)： 藤崎浩幸 (弘前大 農学生命科学) ,  齋藤朱未 (同志社女大 生活科学)
資料名： 農業農村工学会誌  (Water, Land and Environmental Engineering)
巻： 88  号： 3  ページ： 193-196  発行年： 2020年03月01日 
JST資料番号： F0454A  ISSN： 1882-2770  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 青森県弘前市周辺における就農に関して,2007年に実施した農業者子弟を中心とする就農意識調査では,過半数で子全員が就農しなくても仕方ないという意識を有し,自らの適性を考慮し就農を考えていた。また,同時に同地域において行った就農事情の聞取り調査からは,50,60歳代では家業を継ぐ就農であるのに対し,若手では職業として農業を選択している傾向がうかがえた。2018年に実施した農業への新規参入者聞取り調査からは,多様な契機で農業への関心が目覚め,各種の支援策を活用し,農地は主に借地で,機械設備等は購入して就農する傾向があった。今後は,農業者子弟以外の継業を促進するため農場バンクといったシステムやコーディネーターの充実が求められるものと考えられる。(著者抄録)

シソーラス用語： *農民 ,  参入 ,  青森県 ,  *意識調査 ,  選択 ,  *職業 ,  人間 ,  農業経営 ,  管理者 ,  農地 ,  協力 ,  リンゴ
準シソーラス用語： コーディネーター ,  *後継者 ,  弘前市 ,  自己選択 ,  就農 ,  地域支援 ,  *農業参入 ,  農業者

分類 (2件)： 農業経済,農業経営  (FB01020L) ,  開発,再開発,都市整備  (RD02030V)

引用文献 (4件)：

• 澤田 守:就農ルート多様化の展開論理,農林統計協会 (2003)
• 猫本健司,曽川満恵:新規就農を支援する地域コーディネーターの必要性に関する検討,酪農学園大学紀要40 (1), pp.7~12 (2015)
• 門間敏幸:日本農業の新たな担い手としてのフランチャイズ型農業経営の特色と意義-地縁型経営から空間ネットワーク型経営へ-,農業および園芸81(9),pp.947~952(2006)
• 全国農業会議所新規就農・人材対策部,全国新規就農相談センター:農業経営継承事業の推進について,農政調査時報576,pp.18~25(2016)

タイトルに関連する用語 (7件)： 就農 ,  可能性 ,  職業 ,  自己選択 ,  青森 ,  弘前市 ,  周辺