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J-GLOBAL ID：202002267620962362   整理番号：20A0336389

中密度での粒状懸濁液の輸送係数【JST・京大機械翻訳】

Transport coefficients for granular suspensions at moderate densities

著者 (2件)： Gonzalez Ruben Gomez (Departamento de Fisica, Universidad de Extremadura, E-06006 Badajoz, Spain) ,  Garzo Vicente (Departamento de Fisica and Instituto de Computacion Cientifica Avanzada (ICCAEx), Universidad de Extremadura, E-06006 Badajoz, Spain)
資料名： Journal of Statistical Mechanics: Theory and Experiment  (Journal of Statistical Mechanics: Theory and Experiment)
巻： 2019  号： 9  ページ： 093204 (35pp)  発行年： 2019年 
JST資料番号： W5566A  ISSN： 1742-5468  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 中程度に高密度の粒状懸濁液に対するEnskog速度論を,Navier-Stokes輸送係数を決定するモデルとして考慮した。固体粒子に及ぼす格子間ガスの影響を,粘性抗力項プラス確率Langevin様項によりモデル化した。懸濁液モデルを,散逸動力学に便利に適合したChapman-Enskog法により解いた。運動量と熱流束ならびに冷却速度を,均一定常状態におけるそれらの値からの流体力学的場勾配の偏差において一次まで得た。冷却項(衝突散逸と粘性摩擦から生じる)は格子間気体との衝突による粒子によって得られるエネルギーによって補償できないので,参照分布(Chapman-Enskog解のゼロ次近似)は温度依存性を通して時間に依存する。一方,解析を単純化し,参照状態からの偏差の一次における輸送特性の計算に興味を持つことを示すために,定常状態条件を考慮した。この単純化により,Navier-Stokes輸送係数に対する明示的表現を得ることができた。本研究は,以前の理論的試みによって説明されない2つの余分な成分(ゼロ次解の付加的な密度依存性と減少した摩擦係数の密度依存性)を組み込んだので,以前の結果(Garzo et 2013 Phys. Rev.E 87032201)を拡張した。これらの2つの新しい成分はせん断粘度係数に影響しないが,冷却速度への一次寄与だけでなく熱流束に関連する輸送係数は以前の研究で得られたものと異なる。さらに,予測されるように,結果は,非弾性と密度の両方に対する輸送係数の依存性が,その粒状の対応物(気相なし)で見出されたものと明らかに異なることを示した。最後に,均一定常状態に関する流体力学方程式の線形安定性解析を行った。粒状の場合(気相なし)と対照的に,不安定性は見られず,したがって,均一な定常状態は(直線的に)安定である。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *懸濁液 ,  抗力 ,  近似法 ,  モデリング ,  簡素化 ,  *輸送係数 ,  粘性 ,  非弾性 ,  温度依存性 ,  流体力学 ,  熱流束 ,  摩擦係数 ,  気相 ,  冷却速度 ,  ずり粘度

分類 (3件)： 不均質流  (BC02060J) ,  その他の粒子による反応・散乱  (BG04080F) ,  ゆらぎ,ランダム過程,Brown運動,輸送過程の一般的理論  (BA08020B)

タイトルに関連する用語 (2件)： 懸濁液 ,  輸送係数