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J-GLOBAL ID:202002267625057813   整理番号:20A0806795

循環微生物由来代謝産物 “液体生検?”【JST・京大機械翻訳】

Circulating microbiota-derived metabolites: a “liquid biopsy?
著者 (13件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: 875-885  発行年: 2020年 
JST資料番号: W1624A  ISSN: 0307-0565  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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背景/目的:非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)は,単純な脂肪症(SS)から肝硬変への広範囲の肝障害を引き起こす。SSと非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)は,臨床的または実験室的特徴によって区別することができない。腸内微生物相の調節不全はNASH病因に関与する。本研究の目的は,微生物由来代謝産物とNAFLDの程度の間の関係を評価することであった。また,これらの代謝産物がNASHバイオマーカーのパネルに含まれるかどうかを調べる。被験者/方法:正常体重(n=29)の女性の血清中のコリン及びその誘導体,ベタイン,内因性エタノール,胆汁酸,短鎖脂肪酸及び可溶性TLR4を定量するために液体クロマトグラフィーを3重四重極質量分析(LC-QqQ)分析に用いた。正常肝組織学(NL,n=29),SS(n=32)およびNASH(n=21)を有する82人の女性における肝臓および腸の発現レベルを評価するために,リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR)分析を用いた。結果:肝臓FAS,TLR2およびTLR4発現は,NAFLD患者で過剰発現した。TLR2はNASH患者で過剰発現した。NAFLDを有するMOの女性において,NASHを有する女性において腸TLR9発現のアップレギュレーションと腸のFXR発現のダウンレギュレーションを見出した。循環TMAO,グリココール酸およびデオキシコール酸レベルは,NAFLD患者で有意に増加した。内因性循環エタノール濃度は,SS患者と比較してNASH患者で増加した。結論:これらの所見は,腸がNAFLDの進行に関与することを示唆する。さらに,特定の循環微生物関連代謝産物のレベルはNAFLD重症度と関連し,NASHの非侵襲的診断における「液体生検」として用いることができた。Copyright The Author(s), under exclusive licence to Springer Nature Limited 2019 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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消化器の疾患  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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