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J-GLOBAL ID:202002267707155445   整理番号:20A0701158

野辺山45m望遠鏡の22/43GHz帯準光学多孔板とデュアルバンド観測システムの開発

Development of a 22/43 GHz-band quasi-optical perforated plate and dual-band observation system of the Nobeyama 45 m telescope
著者 (12件):
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巻: 72  号:ページ: 7.1-7.14  発行年: 2020年 
JST資料番号: W2414A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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野辺山45m望遠鏡を用いて,22GHz帯と43GHz帯の同時観測システムを開発し,86GHz帯の追加にも取り組んでいる。二色周波数選択デバイスとして光学系に多孔板を取り付けることにより,多重周波数観測を実現した。本論文では,22および43GHz帯に対する多孔板の開発と,このプレートによる野辺山45m望遠鏡上の試運転観測の結果を示した。多孔板は,より高い周波数(43GHz)帯域を伝送し,より低い周波数(22GHz)帯域を反射させるために,50cmの大きさの物理的ビーム直径をもつ大型望遠鏡の光学系に取り付けられるように設計されている。開発したプレートは43GHzで0.22dB(5%)の挿入損失を達成した。系統的オフセットに及ぼす搭載プレートの影響とポインティングの精度劣化に及ぼす影響は無視できることを確認した。プレートなしの場合との主ビーム/開口効率の差は,数%以内であることを確認した。さらに,45m望遠鏡とVLBI電波天文測定学探査(VERA)20m望遠鏡を使用して非常に長いベースライン干渉測定(VLBI)観測で干渉縞を検出することに成功し,デュアルバンド観測システムがシングルディッシュとVLBI観測の両方において運用上有効であることを確認した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
宇宙線・天体物理観測技術 

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