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J-GLOBAL ID:202002267761317543   整理番号:20A0449322

マントル由来の水に富む一次マグマの定置によって誘起された地殻融解によるカルク-アルカリ性のandeサイトマグマの生成:南千島弧のRishiri火山からの証拠【JST・京大機械翻訳】

Generation of calc-alkaline andesite magma through crustal melting induced by emplacement of mantle-derived water-rich primary magma: Evidence from Rishiri Volcano, southern Kuril Arc
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資料名:
巻: 354-355  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: A0172A  ISSN: 0024-4937  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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カルクアルカリ安山岩は多くの島と大陸弧における典型的な岩石系列であり,それは個々の火山におけるソレアイト系列岩と一般的に共存する。本研究では,北日本のRishir火山からの安山岩溶岩について,カルクアルカリ火成活動の発生に関する主な支配因子を調べた。溶岩の全岩SiO_2含有量は57.9wt%から61.9wt%の範囲であり,それらはカルクアルカリ系列として分類される。溶岩はマグマ混合の証拠を示す岩石学的および鉱物学的特徴を有する。溶岩の全岩石組成変化は,3つの端成分マグマがそれらの生成,原始的な苦鉄質端成分マグマ,進化した苦鉄質端成分マグマ,および珪長質端成分マグマに含まれていることを示している。原始苦鉄質端成分マグマは上部マントルで生成されたほぼ一次マグマを代表し,進化した苦鉄質端成分マグマはかんらん石分別により原始マグマから由来し,珪長質端成分マグマは地殻の部分融解により主に生成したことを示唆した。原始的な端成分マグマは~5wt%の水を含むと推定される。これは,カルクアルカリ性マグマを含まない他の火山ステージの第一玄武岩質マグマのそれらよりはるかに高い。この観測に基づいて,一次マグマの水含有量は,Rishirにおけるカルクアルカリ火成活動の成因を支配する主な要因であることを示唆した。一次マグマとその誘導体マグマを含むことが多いほど,固化するマグマ溜りからの高い水フラックスによる地殻の融解がより広範になる。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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岩石成因論  ,  岩石圏の地球化学一般 

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