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J-GLOBAL ID：202002267872208540   整理番号：20A2483318

潜在的シクロオキシゲナーゼモジュレーターとしてのオリーブフェノール化合物のin silico特性化 2【JST・京大機械翻訳】

In silico characterisation of olive phenolic compounds as potential cyclooxygenase modulators. Part 2

著者 (7件)： Liang Julia (Epigenomic Medicine, Department of Diabetes, Central Clinical School, Monash University, Melbourne, VIC, 3004, Australia) ,  Liang Julia (School of Science, RMIT University, VIC, 3001, Australia) ,  Bonvino Natalie P. (Epigenomic Medicine, Department of Diabetes, Central Clinical School, Monash University, Melbourne, VIC, 3004, Australia) ,  Bonvino Natalie P. (School of Science, RMIT University, VIC, 3001, Australia) ,  Hung Andrew (School of Science, RMIT University, VIC, 3001, Australia) ,  Karagiannis Tom C (Epigenomic Medicine, Department of Diabetes, Central Clinical School, Monash University, Melbourne, VIC, 3004, Australia) ,  Karagiannis Tom C (Department of Clinical Pathology, The University of Melbourne, Parkville, VIC, 3052, Australia)
資料名： Journal of Molecular Graphics & Modelling  (Journal of Molecular Graphics & Modelling)
巻： 101  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： B0044D  ISSN： 1093-3263  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は,炎症を促進するプロスタグランジンの産生を阻害するために,シクロオキシゲナーゼ(COX)酵素を標的化することによって疼痛および機能を低下させるために一般的に使用される。Olea europaea由来のオレオカンタールはCOXを阻害することが知られているので,in silico技術を用いてCOX阻害活性を有する新規オリーブ化合物の特性化を試みた。COX阻害能を有する1-オレイルチロソール(1OL)とリグストロシド誘導体2(LG2)を同定した本研究の第1部から,これらの選択した化合物によるCOX相互作用の機構を,分子動力学(MD)シミュレーションを用いてさらに調べた。古典的MDシミュレーションを1OL及びLG2と複合体化したCOX-1及びCOX-2について行い,安定性及び蛋白質骨格変動を測定した。蛋白質動力学は,必須動力学法とネットワーク解析を用いて調べ,N末端上皮成長因子様ドメインとCOX-1と-2の膜結合ドメインが,リガンドが結合すると変化した運動を示すことを確認した。明確な動的モジュールを同定し,COX-2残基間通信はCOX-1と比較してリガンド結合に対してより感受性であった。種々のネットワーク計量の使用は,異なる配位子のネットワーク挙動の特性化における新しいアプローチを示す。残基間ネットワーク計量がリガンドの潜在的生物活性の付加的手段を提供し,これは,潜在的小分子阻害剤の有効性の決定において,結合親和性の従来の直接予測に対する有用な補助剤を形成する可能性があることを提案した。全体として,この2部研究は低用量食餌COX阻害剤の抗炎症効果を特性化し,炎症性疾患における治療法の開発に対する可能な道筋を提供する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： シミュレーション ,  ネットワーク ,  炎症 ,  *オリーブ ,  タンパク質 ,  プロスタグランジン ,  *フェノール類 ,  結合部位 ,  複合体 ,  生物活性 ,  疼痛 ,  *シクロオキシゲナーゼ ,  ターゲティング ,  非ステロイド系消炎薬
準シソーラス用語： *in silico , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： シクロオキシゲナーゼ ,  COX酵素 ,  炎症 ,  オリーブフェノール類 ,  非ステロイド性抗炎症薬 ,  フェノール化合物 ,  分子ドッキング ,  分子動力学シミュレーション

分類 (2件)： 酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  (GW21010W) ,  分子の電子構造  (BH05010Q)

タイトルに関連する用語 (3件)： オリーブ ,  フェノール化合物 ,  特性化