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J-GLOBAL ID：202002267991329051   整理番号：20A2646094

活性化可能な超常磁性酸化鉄ナノ粒子はマクロファージおよび内皮細胞において活性酸素種を除去する【JST・京大機械翻訳】

Activatable superparamagnetic iron oxide nanoparticles scavenge reactive oxygen species in macrophages and endothelial cells

著者 (4件)： Nwasike Chukwuazam (Department of Biomedical Engineering, Binghamton University (SUNY), Binghamton, NY 13902, USA) ,  Yoo Eunsoo ,  Purr Erin ,  Doiron Amber L.
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 10  号： 68  ページ： 41305-41314  発行年： 2020年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 活性酸素種(ROS)は炎症の鍵となるマーカーであり,様々なレベルのスーパーオキシドが炎症の程度を示す。炎症性疾患は,先進国における死亡の主な原因のままである。以前に,著者らは,高分子間錯体化超常磁性酸化鉄ナノ粒子(IPC-SPIO)が,超酸化物に富む環境におけるT_2磁気共鳴(MR)コントラストを脱錯体化および活性化できることを示した。ここでは,超常磁性コアを活性化する,免疫および内皮細胞でROSを除去するIPC-SPIOの能力を検討した。外因性に発生したスーパーオキシドでは,ナノ粒子によるROS捕捉は濃度に依存し,利用可能なROSの5%から50%の範囲であった。ポリ(エチレングリコール)被覆SPIO(PEG-SPIO)と比較して,IPCSPIOの存在下でROSの統計的に有意な減少が観察された。in vitro細胞アッセイの間,ROSの減少がマクロファージ,単球およびヒト内皮細胞で観察された。マクロファージと内皮細胞は単球と比較して有意に高いROS減少を経験した。ROS捕捉は,IPC-SPIO濃度の増加に伴い,いくつかの細胞サンプルで,ほとんどの研究でIPC-SPIOへの曝露後12時間でピークに達した。試験した濃度では,粒子は細胞毒性ではなく,共焦点イメージングは細胞内の粒子の局在化を示した。これらの知見は,炎症誘発性の細胞酸化還元条件下で炎症誘発性の細胞レドックス条件下で活性化できる活性化可能なMR造影剤としてのIPC-SPIOの可能性を示す。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： コントラスト ,  *超常磁性 ,  被覆 ,  錯体生成 ,  超酸化物 ,  炎症 ,  ヒト ,  捕獲 ,  *マクロファージ ,  単球 ,  *内皮細胞 ,  *活性酸素 ,  in vitro実験 ,  *ナノ粒子
準シソーラス用語： *酸化鉄ナノ粒子 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 診断用薬の基礎研究  (GW20010P)

タイトルに関連する用語 (6件)： 活性化 ,  超常磁性酸化鉄 ,  ナノ粒子 ,  マクロファージ ,  内皮細胞 ,  活性酸素種