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J-GLOBAL ID：202002268063166625   整理番号：20A0213737

VRを用いた道路横断タスクによる視覚的認知機能評価の試み

A trial of visual cognitive function evaluation by simulated road crossing task.

著者 (4件)： 峯崎大志 (愛知工科大 工) ,  矢澤浩成 (中部大 生命健康科学) ,  戸田香 (中部大 生命健康科学) ,  山本雅也 (愛知工科大 工)
資料名： 映像情報メディア学会技術報告
巻： 43  号： 37(HI2019 71-84)  ページ： 37-39  発行年： 2019年11月01日 
JST資料番号： S0209A  ISSN： 1342-6893  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 警視庁の調査によると交通死亡事故の当事者は高齢者が過半数を占め,死亡事故発生状態は歩行中が多いことがわかる.本研究では,高齢者が歩行中に発生する事故防止を目的とし,ヘッドマウントディスプレイを用いた模擬的な道路横断タスクによって高齢者28名の視覚的認知機能の評価,及び,身体的機能評価として歩行速度,さらに運動器症候群の判定を併用した.結果,歩行速度から推測される安全な横断が可能な被験者は18名(64.3%)であった.評価は安全が確保された模擬的な道路横断タスクで実施したため,実際の道路場面では慎重な判断が行われる可能性は高いが,自己の身体機能を過信している被験者が存在する事実から,身近に道路横断タスクの危険度を自覚できる環境を高齢者の身近に整えることで,注意喚起を促すと共に交通安全への寄与が可能と考える.(著者抄録)

シソーラス用語： *バーチャルリアリティ ,  *交通事故 ,  視覚 ,  神経心理学的検査 ,  死亡事故 ,  老人 ,  ヒューマンインタフェイス ,  表示装置 ,  運動障害 ,  骨関節疾患
準シソーラス用語： *VR ,  道路横断 ,  認知機能評価 ,  高齢者 ,  ヘッドマウントディスプレイ ,  運動器症候群

分類 (2件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I) ,  自動車事故,交通安全  (TB01050G)

タイトルに関連する用語 (6件)： VR ,  道路横断 ,  タスク ,  視覚 ,  認知機能評価 ,  試み