抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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LRTの整備は,各国,各都市の,法制度,財源制度,交通事業の仕組み,歴史的な経緯,住民意識等の地域性に基づいて進められているが,外見的に現地調査を行っただけではなかなかその実情が把握できない。そこで,2013年9月から2018年9月までの5年間に,トラム新設がなされたフランス9都市,スペイン4都市,イギリス1都市の14都市で都市交通行政担当者らにヒアリングを行った。本論では,各都市でのヒアリング結果を横断的に考察することで,フランス,スペイン,イギリスにおけるトラム整備の時代変遷と国別差違について分析し,我が国でLRT整備を推進するための知見を得ることを目的とする。なお,ここでは得られた成果の内,「新設トラム整備の目的」,「整備制度・財源」「整備デザイン」「開通後の評価」を取り上げる。(著者抄録)