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J-GLOBAL ID:202002268189047776   整理番号:20A0772183

肥満患者における経口カプセルによる糞便Microbiota移植の効果【JST・京大機械翻訳】

Effects of Fecal Microbiota Transplantation With Oral Capsules in Obese Patients
著者 (17件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 855-863.e2  発行年: 2020年 
JST資料番号: W3126A  ISSN: 1542-3565  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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マウスにおける研究により,腸内微生物相は脂質代謝に影響を及ぼす食欲不振性腸ホルモングルカゴン様ペプチド1(GLP1)及び胆汁酸を介して肥満に寄与することが示されている。肥満,代謝不全患者における糞便微生物相移植(FMT)の効果の無作為化プラセボ対照,パイロット研究を行った。糖尿病,非アルコール性脂肪性肝炎またはメタボリックシンドロームの診断なしで,肥満患者22名(ボディマスインデックス[BMI]≧5kg/m2)の二重盲検研究を行った。参加者は,カプセルによってFMTを受けた群(4週目に30カプセルの誘導用量と8週目に12カプセルの維持用量)またはプラセボカプセルにランダムに割り当てられた(1:1)。FMTカプセルは,単一赤身ドナー(BMI,17.5kg/m2)から誘導された。患者は,26週を通して追跡した。主要な結果は安全であった。FMTまたはプラセボの最初の投与量の投与の後,ベースラインおよび週1,4,6,8および12で患者から糞便および血清サンプルを採取し,16S RNA遺伝子配列決定によって分析した。糞便及び血清試料を液体クロマトグラフィー-質量分析によりメタボロミクスについて分析した。追加の結果は,12週目のGLP1に対する曲線下面積の変化であった。FMT対プラセボを受けた患者間の有害事象に有意差は見られなかった。いずれの群においてもGLP1の曲線下面積は増加しなかった。FMTを受けた患者は,ドナーのそれらに対する肥満と関連したミクロバイオームの持続的なシフトを示した(P<0.001)。FMTを受けた患者は,ベースラインと比較してタウロコール酸(P<0.05)の糞便レベルの持続的減少を有した。胆汁酸プロファイルはドナーのそれらとより密接に類似していた。両群で12週目に平均BMIの有意な変化は観察されなかった。プラセボ対照パイロット研究において,FMTカプセル(痩せたドナーから誘導された)は安全であるが,肥満代謝不全患者においてBMIを低下させないことを見出した。FMTカプセルは良く耐容性があり,小腸ミクロビオームと胆汁酸プロファイルの持続的変化をもたらし,これは痩せたドナーのそれらと類似していた。ClinicalTrials.gov数:NCT02741518。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
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代謝異常・栄養性疾患一般  ,  消化器疾患の治療一般  ,  微生物生理一般 

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