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J-GLOBAL ID：202002268208505377   整理番号：20A0794009

好中球減少症は肺移植レシピエントにおけるその後の抗体媒介拒絶反応のリスク増加と関連する【JST・京大機械翻訳】

Neutropenia is Associated with an Increased Risk of Subsequent Antibody-Mediated Rejection in Lung Transplant Recipients

著者 (5件)： Tague L.K. (Internal Medicine, Pulmonary and Critical Care Medicine, Washington University in St. Louis, Saint Louis, MO) ,  Hachem R. (Washington University SoM, Saint Louis, MO) ,  Kreisel D. (Washington Univ Sch Med, St. Louis, MO) ,  Krupnick A.S. (University of Virginia, Charlottesville, VA) ,  Gelman A.E. (Washington University School of Medicine, St. Louis, MO)
資料名： Journal of Heart and Lung Transplantation  (Journal of Heart and Lung Transplantation)
巻： 39  号： 4 S  ページ： S165  発行年： 2020年 
JST資料番号： W3128A  ISSN： 1053-2498  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者らの目的は,成人肺移植レシピエントの集団における移植後好中球減少症の発症とその後の抗体媒介拒絶反応(AMR)の間の関連を決定することであった。著者らは,2008年と2013年の間の成人肺移植レシピエントの単一センター遡及的コホート研究を行った。好中球減少症は,絶対好中球数(ANC)<=1500と定義され,軽度(ANC<1500),中等度(<1000)または重度(ANC<500)に分類された。AMRをISHLTコンセンサスガイドラインに従って定義した。Cox回帰分析を実施して,移植後好中球減少症の有無にかかわらず患者におけるAARのない生存を評価した。コホートは,228人の肺移植レシピエントを含み,そのうち101人(42.1%)は好中球減少症を発症した。好中球減少症を発症した患者のうち,42人は軽度の好中球減少症を有し,34人は中等度の好中球減少症を有し,25人は重度の好中球減少症を有していた。好中球減少症を有する患者は,その後のAMRのリスクが有意に増加した(OR 3.16,95% CI 1.37-7.28,p=0.005)。さらに,好中球減少症を発症した患者は,AARのない生存を減少させた(死亡2.90,95%CI1.32-6.37,p=0.008)。この関係は好中球減少症の程度と相関した。重篤な中等度および重度の好中球減少症を有する患者は,軽度または非好中球減少症を有する患者よりも低いAARの無い生存を有していた。好中球減少症の発症は,肺移植レシピエントにおけるその後のAMRのリスク増加と関連する。この関連の基礎となる機構へのさらなる研究が必要である。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 回帰分析 ,  *抗体 ,  死 ,  成人 ,  *拒絶反応 ,  母集団 ,  *好中球減少症 ,  コホート研究
準シソーラス用語： 移植患者 ,  好中球数 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 感染症・寄生虫症一般  (GD01010H)

タイトルに関連する用語 (6件)： 好中球減少症 ,  肺 ,  移植レシピエント ,  抗体 ,  拒絶反応 ,  リスク