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J-GLOBAL ID：202002268227104185   整理番号：20A0288654

細胞単層の完全性と透過性に関する輸送研究における媒体の影響【JST・京大機械翻訳】

Impact of Media in Transport Study on Cell Monolayer Integrity and Permeability

著者 (2件)： Bunchongprasert Kanyaphat (Department of Pharmaceutical Sciences, College of Pharmacy and Health Sciences, St. John’s University, Queens, New York 11439) ,  Shao Jun (Department of Pharmaceutical Sciences, College of Pharmacy and Health Sciences, St. John’s University, Queens, New York 11439)
資料名： Journal of Pharmaceutical Sciences  (Journal of Pharmaceutical Sciences)
巻： 109  号： 2  ページ： 1145-1152  発行年： 2020年 
JST資料番号： C0260B  ISSN： 0022-3549  CODEN： JPMSAE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 文献レビューは,種々の媒体がin vitro輸送研究に使用されているが,単層完全性と透過性に及ぼすそれらの影響は無視されており,この主題に関する全身的研究はないことを示している。本研究の目的は,6つの一般的に使用されている培地のMadin-Darby Cancy細胞生存性と接着,及びマンニトールとプロプラノロールの透過性に及ぼす影響を調べることである。Dulbeccoの修飾Eagle培地(DMEM),cMedium(血清によるDMEM),Hanks平衡塩溶液(HBSS),HBSS(Ca2+/Mg2+を含まない),Dulbeccoリン酸緩衝生理食塩水(DPBS),およびDPBS(Ca2+/Mg2+なし)は細胞毒性を示さなかった。細胞脱離は,DPBS~-≒HBSS~->DPBS>HBSSの順に4つの培地で観察された。HBSS-/DPBS-は,他の媒体よりもマンニトールの70%TEER還元と4倍高い見掛け透過性(P_app)を引き起こした。DPBSにおけるD-グルコースの添加は,マンニトールのP_appを減少させた。陽イオンとグルコースは,プロプラノロールのP_appにほとんど影響を及ぼさなかった。HBSSにおける4-(2-ヒドロキシエチル-1-ピペラジンジエタンスルホン酸(HEPES)の添加は,TEER還元なしで2~3倍のマンニトールとプロプラノロールの両方のP_appを増加させた。結論として,培地組成(Ca2+/Mg2+,グルコース,ビタミン,アミノ酸およびHEPES)は,単層の完全性および透過性に影響を及ぼすことができる。HEPESのないDMEMとcMediumは,媒体による単層の完全性と透過性への潜在的影響を避けるための輸送研究の媒体として示唆される。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 脱着 ,  ビタミン ,  細胞毒性 ,  アミノ酸 ,  文献展望 ,  単分子層 ,  細胞培養 ,  単一層 ,  in vitro実験 ,  MDCK細胞 ,  *媒質 ,  リン酸 ,  完全性 ,  血清 ,  カチオン

著者キーワード (5件)： 細胞培養 ,  MDCK細胞 ,  単分子層 ,  傍細胞輸送 ,  透過性経細胞輸送

分類 (1件)： 生物薬剤学(基礎)  (GY01021U)

タイトルに関連する用語 (7件)： 細胞 ,  単層 ,  完全性 ,  透過性 ,  輸送 ,  研究 ,  媒体