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J-GLOBAL ID:202002268560654639   整理番号:20A0584594

Wnt5aは非標準Wntシグナル伝達により海馬における成体新生ニューロンの分化と発達を促進する【JST・京大機械翻訳】

Wnt5a promotes differentiation and development of adult-born neurons in the hippocampus by noncanonical Wnt signaling
著者 (11件):
資料名:
巻: 38  号:ページ: 422-436  発行年: 2020年 
JST資料番号: A0655C  ISSN: 1066-5099  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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成体海馬において,新しいニューロンは歯状回で発生する。Wntシグナル伝達経路はこの過程を調節するが,関与する内因性Wntリガンドについてはほとんど知られていない。成体海馬神経形成に対するWnt5aの役割を検討した。Wnt5aは胚発生時のニューロン形態形成を調節し,成体海馬における錐体ニューロンの樹状突起構造を維持する。本研究では,レンチウイルス仲介shRNAによるマウス歯状回におけるWnt5aノックダウンが前駆細胞のニューロン分化を障害し,成体出生ニューロンの樹状突起発生を減少させることを決定した。培養成体海馬前駆細胞(AHP)において,Wnt5aノックダウンはAHP由来ニューロンのニューロン分化と形態発生を減少させたが,Wnt5a処理は反対の効果を有した。興味あることに,星状細胞分化における変化はin vivoまたはin vitroで観察されず,Wnt5aはファット関与に影響しないことを示唆した。特異的阻害剤を用いることにより,CaIIを介してWnt5aシグナルが神経形成を誘導し,Wnt/JNK及びWnt/CaMKIIシグナル伝達を活性化することにより新生ニューロンの樹状突起発生を促進することを決定した。著者らの結果は,Wnt5aが非標準Wntシグナル伝達経路の活性化を介してニューロン分化と発生を促進する成体海馬におけるニッチ因子であることを示す。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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発生と分化  ,  造血系 

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