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J-GLOBAL ID:202002268639863568   整理番号:20A0650338

発育中のラットの心臓ミトコンドリアにおけるプロピオン酸血症に蓄積する代謝産物によって引き起こされる生体エネルギー学およびカルシウム恒常性の障害【JST・京大機械翻訳】

Disturbance of bioenergetics and calcium homeostasis provoked by metabolites accumulating in propionic acidemia in heart mitochondria of developing rats
著者 (11件):
資料名:
巻: 1866  号:ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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プロピオン酸血症は,プロピオニル-CoAカルボキシラーゼ活性の欠如によって引き起こされる。それは,プロピオン酸(PA)と3-ヒドロキシプロピオン酸(3OHPA)の蓄積により生化学的に特性化され,重篤な脳症と心筋症により臨床的に特性化される。マレイン酸(MA)と2-メチルくえん酸(2MCA)の高い尿中排泄も,影響を受けた患者で見られた。プロピオン酸血症における心疾患の基礎となる機構は実質的に知られていないことを考慮して,単離したラット心臓ミトコンドリアにおける重要なミトコンドリア機能に及ぼすPA,3OHPA,MA及び2MCA(0.05~5mM)の影響を,粗心臓ホモジネート及び培養心筋細胞において調べた。MAはATP産生の減少と関連したピルビン酸プラスリンゴ酸またはα-ケトグルタル酸により支持されたミトコンドリアにおける状態3(ADP刺激),状態4(非燐酸化)および非共役(CCCP刺激)呼吸を著しく阻害したが,PAおよび3OHPAは全てで強い阻害効果および2MCAを誘導しなかった。MA誘導障害呼吸は補酵素A補給により減弱した。加えて,MAはα-ケトグルタル酸デヒドロゲナーゼ活性を有意に阻害した。同様のデータが心臓粗ホモジネートと透過性心筋細胞で得られた。また,MAとPAはより低い程度に,ミトコンドリア膜電位(ΔΨm),NAD(P)H含有量とCa2+保持能を減少させ,Ca2+負荷ミトコンドリアにおける膨潤を引き起こした。注目すべきことに,ΔΨm崩壊とミトコンドリア膨潤は,シクロスポリンAとADPにより完全に阻害され,または減弱され,ミトコンドリア透過性転移の関与を示した。したがって,MAによって引き起こされるミトコンドリアエネルギーとカルシウムホメオスタシスの撹乱,およびPAと3OHPAが,より少ない程度に,プロピオン酸中毒患者に影響を及ぼす心筋症に関与する可能性があることを提案する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞構成体の機能  ,  心臓  ,  循環系の基礎医学 

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