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J-GLOBAL ID：202002268888573455   整理番号：20A0593599

ガリウムの融点までの水の三重点からの熱力学的温度測定【JST・京大機械翻訳】

Thermodynamic Temperature Measurements from the Triple Point of Water up to the Melting Point of Gallium

著者 (4件)： Widiatmo J. V. (National Metrology Institute of Japan, AIST, Tsukuba, Japan) ,  Misawa T. (National Metrology Institute of Japan, AIST, Tsukuba, Japan) ,  Nakano T. (National Metrology Institute of Japan, AIST, Tsukuba, Japan) ,  Saito I. (National Metrology Institute of Japan, AIST, Tsukuba, Japan)
資料名： International Journal of Thermophysics  (International Journal of Thermophysics)
巻： 41  号： 4  ページ： 42  発行年： 2020年 
JST資料番号： D0648B  ISSN： 0195-928X  CODEN： IJTHDY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 酸素を含まない銅製の1L準球面共振器(QSR)を導入した新しい音響ガス温度計(AGT)システムを日本の国立計量研究所(NMIJ/AIST)で構築した。新しいQSRの内面をダイヤモンドターンツールを用いて機械加工した。共振器内のガス圧の直接測定を可能にするために,圧力測定の改良を導入した。新しいAGTシステムを,水の三重点でのアルゴン中の音速の測定と,700kPaから50kPaまでの圧力範囲でのガリウムの融点に基づいて評価した。これらの音速に基づいて,ガリウムの融点における熱力学的温度を決定した。283.15Kと293.15Kの等温線での音波測定の速度も行い,関連する熱力学的温度を決定した。測定された熱力学的温度Tに基づいて,Tと1990年の国際温度スケール(ITS-90)に基づく温度T_90(T-T_90)と関連不確実性との間の差の値を計算した。本研究で得られた(T-T_90)は,283.15K,293.15Kおよび302.9146KのT_90に対して,それぞれ1.3±0.7mK,2.7±0.8mKおよび4.1±0.8mKであった。これらの値は,本研究と重複する温度範囲に存在する現在報告されている値と推定された不確実性の範囲内で一致することが分かった。Copyright Springer Science+Business Media, LLC, part of Springer Nature 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *三重点 ,  酸素 ,  *ガリウム ,  音波 ,  音響 ,  アルゴン ,  ダイヤモンド ,  *温度測定 ,  機械工作 ,  *融点 ,  *絶対温度 ,  共振器 ,  不確実性 ,  音速 ,  圧力測定

著者キーワード (5件)： 音響ガス温度測定 ,  音響共鳴 ,  Boltzmann定数 ,  マイクロ波共鳴 ,  一次温度測定

分類 (2件)： 物理的性質一般  (YH02021U) ,  その他の熱的変量の計測法・機器  (AD06040R)

タイトルに関連する用語 (3件)： ガリウム ,  融点 ,  熱力学的温度