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J-GLOBAL ID:202002269004853911   整理番号:20A0274168

メラトニンは脊髄損傷後のアストローおよびミクログリオーシスを減弱させ,炎症反応を抑制することにより神経保護効果を発揮する【JST・京大機械翻訳】

Melatonin exerts neuroprotective effects by attenuating astro- and microgliosis and suppressing inflammatory response following spinal cord injury
著者 (4件):
資料名:
巻: 79  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: T0895A  ISSN: 0143-4179  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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反応性グリオーシスと炎症反応は脊髄損傷(SCI)に対する一般的な病理学的変化である。一方,損傷脊髄における星状細胞および微小グリア症に対するメラトニン(MT)の影響およびそれらの関連する炎症反応は完全には理解されていない。この研究では,ミクログリアと星状細胞の蓄積と増殖に対するMTの影響とそれらの関連する炎症反応を,急性SCIモデルで検討した。酸化ストレス,ニューロン生存および行動性能に及ぼすMTの影響も試験した。MT処理はミクログリアと星状細胞の蓄積と増殖を有意に抑制した。定量的PCRデータは,MTが炎症誘発性マーカーiNOS,IL-1βおよびTNF-α発現を有意に下方制御することを示した。データは,MTがSOD,CATおよびGSH-Px含有量の上昇とMDA含有量の減少をもたらすことを示した。ウェスタンブロット法分析は,MTがカスパーゼ-3,BaxおよびGFAP発現を有意に下方制御し,Bcl-2発現を上方制御することを証明した。SCI治療群と比較して,SCI MT処置群は,より大きいBaso Mouse Scale(BMS)運動評価スコアを示した。全体として,これらの知見は,MTがミクログリアおよび星状細胞の蓄積および増殖を抑制し,SCI後のMTの神経保護効果の根底にある機構の1つである可能性がある炎症誘発性サイトカインの放出を減少させることにより,その神経保護効果を発揮することを示唆した。従って,MTは急性SCIに対する有望な治療候補である可能性がある。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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生理活性ペプチド 

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