抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:フェムト秒レーザー補助超音波乳化白内障吸引術による老年性白内障治療の臨床効果を検討する。方法:2018年2月2019年2月河北省眼科病院で治療した104例の老年性白内障患者を研究対象とし、手術方法により観察群(52例86眼)と対照群(52例78眼)に分けた。対照群患者には従来の超音波乳化白内障吸引術治療を行い、観察群にはフェムト秒レーザー補助超音波乳化白内障吸引術を行った。術前と術後1、4、12週に2群の患者の散光度数と裸眼視力を測定し、2群はそれぞれ術前と術後12週に非接触式角膜内皮鏡検査を行い、患者の角膜内皮細胞密度、六角形細胞の割合及び角膜内皮細胞の変動係数を観察した。術後の合併症を観察した。【結果】術前角膜乱視と裸眼視力は,2群間で有意差がなかった(P>0.05)。術前と比べ、術後1、4、12週の2群の患者の角膜乱視数は顕著に低下し、裸眼の視力は顕著に向上し(P<0.05)、術後1、4、12週に、観察群の角膜乱視数は対照群より低く、裸眼視力は対照群より明らかに高かった(P<0.05)。2群の術前角膜内皮細胞密度、六角形細胞比率と角膜内皮細胞の変動係数に統計学的有意差がなかった(P>0.05)。術前と比較して,2群の術後12週の角膜内皮細胞の密度および六角形細胞の割合は有意に減少し,角膜内皮細胞の変動係数は有意に増加した(P<0.05)。術後12週に、観察グループの角膜内皮細胞密度、六角形細胞の割合は対照グループより明らかに低く、角膜内皮細胞の変動係数は対照グループより明らかに小さかった(P<0.05)。観察グループと対照グループ患者の術後の角膜水腫発生率はそれぞれ5.49%(5/86)、17.95%(14/78)であり、観察グループの術後の角膜水腫発生率は対照グループより明らかに低かった(χ2=4.648,P<0.05)。2群間に他の関連重篤な合併症はなかった。結論:フェムト秒レーザー補助超音波乳化手術は超音波エネルギーによる角膜の損害を明らかに減少でき、患者の裸眼視力を高め、患者の角膜乱視を改善することができる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】