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J-GLOBAL ID:202002269180737705   整理番号:20A2728448

化学療法を受けている悪性腫瘍患者における末梢挿入中心静脈カテーテル関連症候性血栓症イベントのパターンと危険因子【JST・京大機械翻訳】

Patterns and risk factors of peripherally inserted central venous catheter-related symptomatic thrombosis events in patients with malignant tumors receiving chemotherapy
著者 (13件):
資料名:
巻:号:ページ: 919-929  発行年: 2020年 
JST資料番号: W3430A  ISSN: 2213-333X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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末梢挿入中心静脈カテーテル(PICC)関連血栓症(PRT)は,化学療法および他の支持療法における中断につながる重大な合併症であり,また,病院滞在およびコストを増加させる。化学療法を受ける癌患者における症候性PRTのパターンとその危険因子を評価するための後向き研究を行った。方法:2014年11月~2017年7月の間に著者らの施設からの938人のPICC患者の後ろ向き研究を行った。症候性PRTイベントは,臨床症状の存在下でカラードップラー超音波検査またはコンピュータ断層撮影肺血管造影により確認した。関心の変数を電子医療記録システムから抽出した。ロジスティック回帰分析を用いて,PRTの危険因子を決定した。12万人以上の患者-日を追跡調査した938人の患者のうち,63人の患者(6.7%;1000のカテーテル-日につき0.51人)は,症候性PRTを有した。61人の患者は上肢静脈血栓症(UEVT)と診断され,そのうち18人は孤立性静脈血栓症(SVT),19人は深部静脈血栓症(DVT),および24人は広範囲静脈血栓症(EVT)であった。2名の患者は肺塞栓症と診断され,2名の患者は肺塞栓症を伴うUEVTと診断された。症候性SVTは,癌患者938名中42名(4.5%)で発生し,全UEVTイベントの68.9%を占めた。PRTの中央値は21日であり,PRT群におけるカテーテル除去までの時間の中央値は,PRT群で117日と比較して66日であった。PRTのリスク増加と関連した予測因子は,年齢>60歳(オッズ比[OR],2.142;95%信頼区間[CI],1.118~4.103)およびフルオロウラシルを含む化学療法レジメン(OR,2.429;95%CI,1.013~5.825)であった。薬物療法による高血圧は,PRTに対する保護因子であった(OR,0.306;95%CI,0.113~0.828)。PRT直後にそれらのPICCsを除去しなかった28人の患者の中で,SVT,DVTおよびEVT患者は,抗凝固治療(SVT,83.3%;DVT,62.5%;EVT,75.0%;P=0.667)後,in situでカテーテルを保持する同様の成功率を示した。年齢>60歳およびフルオロウラシルを含む化学療法レジメンはPRTに対する独立危険因子であり,化学療法を受けたPICCを有する癌患者におけるPRTのより低いリスクと関連していた。PICC関連SVTは,PRTの頻繁なタイプであり,PICCを有する癌患者でより良い理解と抗凝固治療を必要とする可能性がある。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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循環系の臨床医学一般  ,  循環系の疾患 
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