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J-GLOBAL ID:202002269214713522   整理番号:20A2397870

日本の水田に生息する絶滅危惧種を含むHydrometra種(半翅類:イトアメンボ科)の殺虫剤感受性

Insecticide susceptibilities of Hydrometra species (Hemiptera: Hydrometridae), including an endangered species, inhabiting paddy fields in Japan
著者 (2件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 395-403  発行年: 2020年11月 
JST資料番号: F0555A  ISSN: 0003-6862  CODEN: APEZAW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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淡水生態系は絶滅の危機にさらされている種の最も高い割合を持つ傾向がある。水田は,河川の湿地に生息する多くの種に対する代替生息場所を提供する。本研究では,水田で頻繁に使用されている7種の殺虫剤に対して,日本の水田に生息する3種のhydrometrid,Hydrometra procera Horvath(半翅類:イトアメンボ科),H.albolineata(Scott)(半翅類:イトアメンボ科)およびH.okinawana Drake(半翅類:イトアメンボ科)の感受性を調べ,国際生物防除機構と有害動物および植物の総合防除/西部旧北区地域セクションによる有害評価クラスに従って各殺虫剤の影響を評価した。エトフェンプロックス,イミダクロプリドおよびフェノブカルブは,3つのhydrometrid種の3齢幼虫にかなり有害であった。ブプロフェジン(昆虫成長レギュレータ)も,4齢幼虫への脱皮完了前の3種の3齢幼虫の死亡率に基づいて,かなり有害であると評価した。エトフェンプロックス,イミダクロプリドおよびブプロフェジンは,H.proceraに対して低濃度でも特に有害であった。これらの殺虫剤のいくつかは,1950年代または1960年代以降水田で多く使用されている。それは,絶滅危惧種H.albolineata個体群が劇的に減少し始めた時あたりであった。これらの結果は,これら殺虫剤の大量使用が,H.albolineata個体群の減少を引き起こした因子の1つであることを示唆した。Copyright The Japanese Society of Applied Entomology and Zoology 2020 Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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昆虫・ダニによる植物被害  ,  害虫に対する農薬  ,  化学的防除 
物質索引 (4件):
物質索引
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