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J-GLOBAL ID：202002269435654660   整理番号：20A0750370

電子衝突で挑む分子科学

Molecular Science Using Electron Collisions

著者 (1件)： 高橋正彦 (東北大学多元物質科学研究所)
資料名： 表面と真空  (Vacuum and Surface Science)
巻： 63  号： 1  ページ： 13-18(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： G0194B  ISSN： 2433-5835  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 過去半世紀にわたって,運動量空間における個々の分子軌道の分子内または空間パターンにおける,各電子結合の運動量密度分布を測定するための実験法を開発した。電子運動量分光法と呼ばれる方法は,1keV以上の入射電子エネルギーにおいてベーテリッジ近くで起こるCompton散乱による電子衝撃電離反応に基づいている。本報告では,各構成原子の分子内運動の直接観測である電子Compton散乱の他の応用と同様に,この分野の最前線をレビューする。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *電子衝突 ,  *自然科学 ,  数学的空間 ,  分子軌道 ,  運動量分布 ,  電子分光法 ,  Compton散乱 ,  文献展望
準シソーラス用語： *分子科学 ,  運動量空間 ,  電子運動量分光法 ,  電子衝撃 ,  文献レビュー

著者キーワード (8件)： 眼窩イメージング ,  Compton散乱 ,  運動量空間化学 ,  化学反応 ,  眼窩イメージング ,  Compton散乱 ,  運動量空間化学 ,  化学反応

分類 (1件)： 電子との衝突・散乱  (BH04030F)

引用文献 (35件)：

• 1) M. Inokuti : Rev. Mod. Phys. 43, 297 (1971).
• 2) M. Takahashi, N. Watanabe, Y. Wada, S. Tsuchizawa, T. Hirosue, H. Hayashi and Y. Udagawa : J. Electron Spectrosc. Relat. Phenom. 112, 107 (2000).
• 3) E.N. Lassettre : J. Chem. Phys. 43, 4479 (1965).
• 4) B. Williams (Ed.) : “Compton Scattering” (McGraw-Hill, New York, 1977).
• 5) E. Weigold and I.E. McCarthy : “Electron Momentum Spectroscopy” (Kluwer Academic/Plenum Publishers, New York, 1999).

タイトルに関連する用語 (2件)： 電子衝突 ,  分子科学