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J-GLOBAL ID:202002269548370995   整理番号:20A1768886

酸化ナノカーボン添加によるエポキシ樹脂のトライボロジー特性の改善

Improvement of Tribological Properties of Epoxy Resin by Addition of Oxidized Nanocarbons
著者 (4件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 78-88(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: U0046A  ISSN: 1881-2198  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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酸化グラフェン(GO)と酸化木材由来ナノカーボン(oWNC)をエポキシ樹脂に分散させ,エポキシ樹脂の機械的およびトライボロジー特性を改善した。GO/エポキシ(GO/EP)とoWNC/エポキシ複合材料(oWNC/EP)の機械的性質を引張試験とナノインデンテーションで調査した。これら複合材料の摩擦係数と摩耗量を乾燥,水,油潤滑条件下で測定した。GOは単層構造である。oWNCは鎖状ナノ構造を持ち,そのナノ鎖を凝集する。GOとoWNCsは同じ酸化処理のため同じ表面化学組成を持つ。従って,本研究では,ナノカーボンを樹脂の添加剤として用いる場合,機械的およびトライボロジー特性におけるナノカーボン構造とモルフォロジー依存性が出現する。エポキシ樹脂へのGOとoWNCの添加により,引張強度,引張弾性率および硬度は,夫々20%,63%,35%増加した。さらに,GO/EPとoWNC/EPの耐摩耗性は,純エポキシに比べて向上した。5.0mass%GO/EPと1.0mass%oWNC/EPの摩耗体積の減少率は,夫々91%と67%に達した。GOとoWNCを比べ,oWNCはより低い濃度で摩擦係数と摩耗を効率的に低減する。酸化ナノカーボンの添加後のトライボロジー特性の改善は,複合材料の硬度と潤滑性の増加に起因する可能性がある。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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潤滑一般  ,  エポキシ樹脂 
引用文献 (26件):
タイトルに関連する用語 (4件):
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