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J-GLOBAL ID:202002269618746170   整理番号:20A0977085

自然免疫療法と適応免疫療法の併用は免疫学的に寒冷な同系マウス神経芽細胞腫のチェックポイント阻害に対する耐性を克服する【JST・京大機械翻訳】

Combined innate and adaptive immunotherapy overcomes resistance of immunologically cold syngeneic murine neuroblastoma to checkpoint inhibition
著者 (19件):
資料名:
巻:号:ページ: 1-13  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7507A  ISSN: 2051-1426  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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いくつかの成人癌とは異なり,ほとんどの小児癌は免疫学的に寒冷で免疫療法に反応しにくいと考えられている。免疫療法は,高リスク神経芽細胞腫を有する小児患者に対するケア治療の標準に既に組み込まれているが,全体の生存は不十分である。マウスメラノーマモデルにおいて,放射線および腫瘍特異的免疫サイトカインは,大腫瘍を有する同系マウスにおいてin situワクチン接種反応を生じることを見出した。ここでは,自然免疫刺激と共に放射線および免疫サイトカインを用いた新しい免疫治療アプローチが,同系マウス神経芽細胞腫に対する免疫記憶により強力な抗腫瘍反応を生じるかを検討した。ジシアロガングリオシド(GD2)発現神経芽細胞腫腫瘍(NXS2または9464D-GD2)を有するマウスを,放射線療法および免疫療法(抗CTLA-4,CpGおよび抗CD40モノクローナル抗体の有無にかかわらず抗GD2免疫サイトカインを含む)で治療した。腫瘍増殖,動物生存および免疫細胞浸潤を,種々の治療レジメンに応じて腫瘍微小環境で分析した。NXS2は中等度の腫瘍突然変異負荷(TMB)を有していたが,N-myc駆動9464D-GD2は低いTMBを有し,したがって,後者は高リスク神経芽細胞腫(免疫学的に冷たい腫瘍)のためのより良いモデルとして役立った。放射線および免疫サイトカインは,NXS2腫瘍に対する強力なin situワクチン接種反応を誘導したが,9464D-GD2腫瘍モデルでは誘導しなかった。抗CTLA-4によるチェックポイント遮断の追加は,9464D-GD2腫瘍に対してのみ有効ではなかった。CpGと抗CD40の包含は,腫瘍内のT調節細胞の減少と免疫記憶の誘導を伴う強力な抗腫瘍反応を達成した。これらのデータは,自然および適応免疫療法アプローチの組み合わせが免疫学的に寒冷な同系マウス神経芽細胞腫に対して効果的であることを示唆する。これらの概念が,臨床的に高リスクの神経芽細胞腫の治療のためのより効果的な免疫療法アプローチの開発にどのように移行するかを決定するために,さらなる試験が必要である。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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腫ようの実験的治療  ,  腫ようの免疫療法 
引用文献 (51件):
  • Pediatr Hematol Oncol; Treatment and survival of childhood neuroblastoma: evidence from a population-based study in the United States; D Coughlan; 34; 5; 2017; 320-330; 10.1080/08880018.2017.1373315; citation_id=CR1
  • Nat Rev Dis Primers; Neuroblastoma; KK Matthay; 2; 2016; 16078; 10.1038/nrdp.2016.78; citation_id=CR2
  • Lancet; Neuroblastoma; JM Maris; 369; 9579; 2007; 2106-2120; 10.1016/S0140-6736(07)60983-0; citation_id=CR3
  • N Engl J Med; Anti-GD2 antibody with GM-CSF, interleukin-2, and isotretinoin for neuroblastoma; AL Yu; 363; 14; 2010; 1324-1334; 10.1056/NEJMoa0911123; citation_id=CR4
  • Voeller, JS PM, Advances in Anti-GD2 Immunotherapy for Treatment of High-risk Neuroblastoma. J Pediatr Hematol Oncol, 2018.
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