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J-GLOBAL ID：202002269636417607   整理番号：20A0519060

児童・生徒の成果物の「創造性」 VIVISTOP柏の葉をフィールドとして

“Creativity” of products made by children at VIVISTOP Kashiwanoha

著者 (10件)： 一方井祐子 (東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構) ,  加納圭 (滋賀大学大学院教育学研究科) ,  加納圭 (一般社団法人社会対話技術研究所) ,  佐藤桃子 (VIVITA株式会社) ,  小寺孝明 (VIVITA株式会社) ,  山森文生 (VIVITA株式会社) ,  森村吉貴 (一般社団法人社会対話技術研究所) ,  森村吉貴 (京都大学高等教育研究開発推進センター) ,  森幹彦 (一般社団法人社会対話技術研究所) ,  森幹彦 (法政大学情報メディア教育研究センター)
資料名： 日本科学教育学会研究会研究報告(Web)  (JSSE Research Report (Web))
巻： 34  号： 3  ページ： 245-248(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： U1627A  ISSN： 1882-4684  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： STEM教育は学校教育以外の場でも広く展開されている.本研究では,STEM教育の一翼を担うVIVISTOP柏の葉をフィールドに,児童・生徒の成果物に対するスタッフの創造性評価に関する調査を実施した.VIVISTOP柏の葉とは,VIVITA(ヴィヴィータ)株式会社が千葉県・柏市で運営する児童・生徒を対象とした場である.「子どもたちが創ってみたいモノ・挑戦してみたいコトを「好き」を仕事にしている大人たちがサポートし,一緒になって実現する活動を行う場所」として2017年3月にオープンした.本研究では,VIVISTOP柏の葉において重視される「創造性」について調査した.まずスタッフへの質問紙調査を行い,「創造性」の評価指標として『斬新さ』・『丁寧さ』・『機能性』の観点を見出した.次に,スタッフに同指標を用いて,児童・生徒の成果物あるいは制作途中の作品や活動に対する「創造性」を評価するよう依頼した.その結果,「創造性」が高く評価された作品では特に『斬新さ』と『機能性』がともに高く評価される傾向があった.(著者抄録)

シソーラス用語： *科学教育 ,  技術教育 ,  科学技術 ,  *児童 ,  学生 ,  *創造性 ,  アイデア ,  *コミュニティ ,  リーダ ,  アンケート ,  評価基準 ,  千葉県
準シソーラス用語： *STEM教育 ,  *生徒 ,  創造性教育 ,  成果物 ,  *学習コミュニティ ,  実地指導者 ,  質問紙調査

著者キーワード (3件)： STEM ,  創造性 ,  評価

分類 (1件)： 科学技術教育  (AA04000C)

引用文献 (5件)：

• 本多素子・飯田隆一・大谷忠・谷田貝麻美子:国内のファブラボにおけるデジタルものづくり初心者に対する支援の現状, 科学教育研究,41(3),373-382, 2017.
• 川喜田二郎: 発想法---創造性開発のために,中央公論社, 1967.
• OECD:Education at a Glance 2017 (Summary in Japanese),2017. https://read.oecd-ilibrary.org/education/education-at-a-glance-2017/summary/japanese_f0049182-ja#page1 (最終アクセス: 2018年8月16日)
• OECD: PISA results from PISA 2015, Country Note: Japan,2016. http://www.oecd.org/pisa/pisa-2015-Japan.pdf(最終アクセス: 2018年8月16日)
• 渡辺ゆうか:ほぼあらゆるものをつくるファブラボ ファブラボ鎌倉における実践とその可能性:情報管理, 57(9), 641-650, 2014.

タイトルに関連する用語 (5件)： 児童 ,  生徒 ,  成果物 ,  創造性 ,  フィールド