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J-GLOBAL ID：202002269835931433   整理番号：20A0749851

べき指数を任意の値に変更できるべき乗変換回路

Exponentiation Conversion Circuit Capable of Changing the Power Exponent to Any Value

著者 (2件)： 新井将広 (東洋大学大学院 理工学研究科 電気電子情報専攻) ,  佐野勇司 (東洋大学大学院 理工学研究科 電気電子情報専攻)
資料名： 電気学会論文誌 C  (IEEJ Transactions on Electronics, Information and Systems)
巻： 140  号： 1  ページ： 24-31(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： S0810A  ISSN： 0385-4221  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 電子デバイスにおける非線形性を補償するために,そのべき指数を任意の値に変更できるべき乗変換回路を提案した。提案した回路では,新しいべき乗変換回路は対数変換した入力信号にべき指数値を乗算する変換を行い,それによりべき指数によるべき乗関数特性を得ることができる。提案した回路は,MOSFETのサブ閾値動作における指数特性を利用した小規模回路である。例えば,提案した回路はIoTに使用されるマイクロコンピュータチップ上に集積するのに適している。回路の性能は,0.6μmCMOSプロセスで製作したプロトタイプICで評価した。プロトタイプICの回路シミュレーションにおいて,指数を0.038~2.46の範囲で変化させることができた。カスケード指数変換回路を提案することによって,信号のダイナミックレンジを拡大した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *指数 ,  べき ,  *非線形性 ,  *電子回路 ,  MOSFET ,  閾値 ,  相互接続 ,  マイクロコンピュータ ,  超小形回路技術 ,  半導体プロセス ,  ダイナミックレンジ
準シソーラス用語： CMOSプロセス ,  IoT ,  オンチップ ,  サブ閾値 ,  *べき指数 ,  べき乗 ,  *補償回路

著者キーワード (10件)： - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  -

分類 (1件)： その他の電子回路  (NC05090X)

引用文献 (22件)：

• (1) T. Omori : “Sensor technology popular ed.”, Fuji Techno System Co. Ltd. (1998) (in Japanese)
• 大森豊明:「普及版センサ技術」, フジ・テクノシステム (1998)
• (2) Tim Tiek, Paulus Thomas Johannes Gennissen, Arrangement for linearizing a non-linear sensor, EP 2 128 579 B1, 2009-12-02
• (3) “Application Technics of High luminous / Power LED”, CQ Publishing Co. Ltd., pp. 35-38 (2012) (in Japanese)
• 「高輝度/パワーLEDの活用テクニック」, CQ出版社, pp. 35-38 (2012)

タイトルに関連する用語 (3件)： べき指数 ,  べき乗 ,  変換回路