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J-GLOBAL ID:202002269933597940   整理番号:20A2756378

中国,上海の集中治療室に入院した患者におけるClostridioides difficile感染とコロニー形成の危険因子【JST・京大機械翻訳】

Risk factors for Clostridioides difficile infection and colonization among patients admitted to an intensive care unit in Shanghai, China
著者 (11件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 1-9  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7430A  ISSN: 1471-2334  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Clostridioidesdifficileは院内感染に関与する主な病原体と考えられている。この前向き研究は,中国の大規模三次病院の集中治療室(ICU)におけるC.difficile感染(CDI)とC.difficileコロニー形成(CDC)の有病率,分子疫学的特徴,および危険因子を,効率的なCDIとCDC予防と制御のための戦略を提供する目的で決定した。プール試料を採取し,C.difficile検出のために嫌気的に培養した。同定された分離株を毒素遺伝子に対して調べ,多遺伝子座配列タイピングに供した。患者をCDI,CDC,および対照群に分類し,それらの医療記録を分析し,CDIとCDCの危険因子を決定した。研究に含めた800人の患者のうち,33人(4.12%)と25人(3.12%)がそれぞれCDIとCDCを有すると同定された。CDIとの会合は,発熱(OR=13.993),代謝障害(OR=7.972),フルオロキノロン(OR=42.696)または併用抗生物質(OR=2.856)による治療で見られた。CDC患者は,長期入院期間(OR=1.137),共存症数の増加(OR=36.509),呼吸器疾患(OR=0.043),およびバンコマイシンによる治療(OR=18.168)によって特徴付けられた。特に,メトロニダゾールによる治療は,両群(CDI:OR=0.042;CDC:OR=0.013)の防御因子であることが分かった。18の配列型(STs)を同定した。CDI群では,分離した菌株は,主に毒素Aと毒素B陽性(A+B+)であり,流行クローンは遺伝子型ST2であった。CDC群では,優性株はA+B+であり,流行クローンはST81であった。著者らのICUにおけるCDCとCDIの有病率は比較的高く,C.difficileの獲得のためのルーチンスクリーニングの重要性を示唆した。CDCとCDIに対する将来の予防と治療戦略は,病院滞在,経腸栄養,基礎共存症,および併用抗生物質の使用を考慮するべきである。さらに,メトロニダゾールはCDIとCDCの両方に対する防御因子であり,経験的に使用できる。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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感染症・寄生虫症一般 
引用文献 (51件):
  • Clin Microbiol Rev; The changing epidemiology of Clostridium difficile infections; J Freeman, MP Bauer, SD Baines, J Corver, WN Fawley, B Goorhuis; 23; 3; 2010; 529-549; 10.1128/CMR.00082-09; citation_id=CR1
  • Eur J Clin Microbiol Infect Dis; Clinical features of Clostridium difficile infection and molecular characterization of the isolated strains in a cohort of Danish hospitalized patients; LM Soes, I Brock, S Persson, J Simonsen, KE Pribil Olsen, M Kemp; 31; 2; 2012; 185-192; 10.1007/s10096-011-1292-0; citation_id=CR2
  • Curr Opin Gastroenterol; Clostridium difficile infection: an update on epidemiology, risk factors, and therapeutic options; A Lo Vecchio, GM Zacur; 28; 1; 2012; 1-9; 10.1097/MOG.0b013e32834bc9a9; citation_id=CR3
  • Int J Antimicrob Agents; Clostridium difficile infections: do we know the real dimensions of the problem?; P Tattevin, S Buffet-Bataillon, PY Donnio, M Revest, C Michelet; 42; Suppl; 2013; S36-S40; 10.1016/j.ijantimicag.2013.04.009; citation_id=CR4
  • JAMA surgery; Increasing incidence of and increased mortality associated with Clostridium difficile-associated Megacolon; S Kuy, P Jenkins, RA Romero, N Samra, S Kuy; 151; 1; 2016; 85-86; 10.1001/jamasurg.2015.2677; citation_id=CR5
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