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J-GLOBAL ID:202002269950584823   整理番号:20A1625380

IL-17AとIL-17Fは肺癌を促進するマクロファージを組織化する【JST・京大機械翻訳】

IL-17A and IL-17F orchestrate macrophages to promote lung cancer
著者 (10件):
資料名:
巻: 43  号:ページ: 643-654  発行年: 2020年 
JST資料番号: W4148A  ISSN: 2211-3428  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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目的:以前に,炎症は肺癌の発症と関連することが分かっている。それらの良く特性化された炎症促進機能にもかかわらず,腫瘍形成におけるインターロイキン-17(IL-17)サイトカインファミリーメンバーの推定役割は議論の余地がある。IL-17Aは抗腫瘍効果と抗腫瘍効果の両方を示す一方,IL-17Fは癌治療の候補として役立つことが示唆されている。このため,肺癌におけるIL-17A/Fの関与を明らかにすることを目的とした。方法:ヒトおよびマウス肺癌細胞におけるIL-17受容体発現を免疫蛍光法を用いて評価した。肺癌細胞生存率(SRBアッセイ)および代謝(グルコース消費および乳酸産生)に対するIL-17A/F刺激の影響を正常酸素および低酸素条件下で評価した。IL-17A/F刺激マクロファージの特性化は,フローサイトメトリーとELISAにより行った。IL-17A/F刺激マクロファージからの馴化培地(CM)の効果を肺癌細胞移動で評価した。肺腫瘍成長,増殖および血管新生に及ぼすCM刺激マクロファージの影響を,ニワトリ絨毛尿膜(CAM)アッセイを用いてin vivoで評価した。結果:IL-17A/Fによる直接刺激により,肺癌細胞生存率または代謝の変化は観察されなかった。しかし,IL-17A/F刺激マクロファージからのCMは,in vitroでの遊走能の増加およびin vivo腫瘍増殖,増殖および血管新生の増強を介し,マウスおよびヒト肺癌細胞進行の両方を促進することを見出した。これらの所見はM2様表現型に対するヒトマクロファージの分極増加により支持された。結論:著者らのデータは,IL-17A/Fが,肺癌細胞の増殖と進行を促進するために,マクロファージの免疫細胞の組織化を介して作用することを示している。さらに,著者らのデータはIL-17A/F活性と肺癌細胞-マクロファージクロストークの間のリンクを提供する。Copyright International Society for Cellular Oncology 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
免疫反応一般  ,  感染免疫 

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