文献

J-GLOBAL ID：202002269986600658   整理番号：20A2475876

Fusarium感染は角膜におけるmλ6A修飾転写物景観を変える【JST・京大機械翻訳】

Fusarium infection alters the m⁶A-modified transcript landscape in the cornea

著者 (2件)： Hu Jianzhang (Department of Ophthalmology, Fujian Medical University Union Hospital, Fu Zhou, China) ,  Lin Yi (Department of Ophthalmology, Fujian Medical University Union Hospital, Fu Zhou, China)
資料名： Experimental Eye Research  (Experimental Eye Research)
巻： 200  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： E0658B  ISSN： 0014-4835  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： N6-メチルアデノシン(m6A)は,塩基配列を変えることなく,遺伝子の転写後発現レベルを調節する真核生物におけるRNAの最も一般的な転写後修飾である。真菌角膜炎におけるm6Aの役割はまだ解明されていない。ここでは,m6A修飾変化および真菌角膜炎におけるそれらの潜在的役割を同定することを目的とした。真菌角膜炎のマウスモデルを,Fusarium solani(F.solani)でマウスを接種することによって確立した。全m6Aレベルはm6A RNAメチル化アッセイキットを介して検出した。重要なm6A修飾関連遺伝子の発現レベルを,定量的リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応(PCR)によって推定した。m6Aメチルトランスフェラーゼ複合体の重要成分であるMETTL(メチルトランスフェラーゼ様)の発現および局在を,免疫染色およびウエスタンブロット法(WB)により測定した。免疫沈降メチル化マイクロアレイを用いて,F.solani感染角膜組織におけるm6A修飾の変化を記述した。F.solani処置群の5日目の角膜組織の全体のm6Aレベルは,対照群のそれと比較して上方制御された。デメチラーゼレベルは変わらなかったが,メチラーゼMETTL3のレベルは真菌感染後に有意に増加した。さらに,1137のmRNAのm6A修飾に差異が認められ,そのうち780は過メチル化され,357は低メチル化であった。著者らの知る限り,本研究は実験的真菌角膜炎におけるm6A修飾プロファイルに関する最初の研究であり,潜在的治療標的を提供する可能性がある。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： メチル化 ,  RNA【核酸】 ,  mRNA ,  遺伝子 ,  *角膜 ,  ヌクレオチド配列 ,  真菌類 ,  複合体 ,  メチルトランスフェラーゼ ,  免疫沈降反応 ,  *Fusarium ,  真核生物 ,  角膜炎
準シソーラス用語： 過メチル化 ,  マイクロアレイ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 角膜炎 ,  Fusarium solani ,  N6-メチルアデノシン ,  mRNA

分類 (1件)： 遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (6件)： Fusarium ,  感染 ,  角膜 ,  修飾 ,  転写 ,  景観