文献

J-GLOBAL ID：202002269989067471   整理番号：20A2478682

水を含む二成分溶媒中のスルファニルアミドの溶解度:Buchowski-Ksiazczak溶解度モデルを用いた測定と予測【JST・京大機械翻訳】

Solubility of sulfanilamide in binary solvents containing water: Measurements and prediction using Buchowski-Ksiazczak solubility model

著者 (5件)： Jelinski Tomasz (Department of Physical Chemistry, Faculty of Pharmacy, Collegium Medicum of Bydgoszcz, Nicolaus Copernicus University in Torun, Kurpinskiego 5, 85-950 Bydgoszcz, Poland) ,  Bugalska Natalia (Department of Physical Chemistry, Faculty of Pharmacy, Collegium Medicum of Bydgoszcz, Nicolaus Copernicus University in Torun, Kurpinskiego 5, 85-950 Bydgoszcz, Poland) ,  Koszucka Kinga (Department of Physical Chemistry, Faculty of Pharmacy, Collegium Medicum of Bydgoszcz, Nicolaus Copernicus University in Torun, Kurpinskiego 5, 85-950 Bydgoszcz, Poland) ,  Przybylek Maciej (Department of Physical Chemistry, Faculty of Pharmacy, Collegium Medicum of Bydgoszcz, Nicolaus Copernicus University in Torun, Kurpinskiego 5, 85-950 Bydgoszcz, Poland) ,  Cysewski Piotr (Department of Physical Chemistry, Faculty of Pharmacy, Collegium Medicum of Bydgoszcz, Nicolaus Copernicus University in Torun, Kurpinskiego 5, 85-950 Bydgoszcz, Poland)
資料名： Journal of Molecular Liquids  (Journal of Molecular Liquids)
巻： 319  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： B0924A  ISSN： 0167-7322  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水および5つの有機溶媒からなる二成分混合物におけるスルファニルアミドの溶解度を,分光光度法を用いて異なる温度で研究した。さらに,示差走査熱量測定(DSC)測定を行い,振とうフラスコ実験後に得られたスルファニルアミドの非溶解部分を特性化した。得られた実験結果を解釈するためにBuchowski-Ksiazczak溶解度モデルを適用した。モデルは,Akaike情報基準を含むいくつかの統計的手段によって証明されたように,実験データを再現することに成功した。λh方程式の得られたパラメータを用いて混合エンタルピーの値を計算した。各系に対する混合エンタルピーの最小値は,それらの二成分溶媒組成と関連し,スルファニルアミドの最も高い溶解度をもたらすことが観察された。また,λパラメータの最大値は混合物の組成に対応し,最も高い溶解度を示した。COSMO-RS法の適用は溶媒-共溶媒組成に対する溶質活性と溶媒和Gibbs自由エネルギーの感度を明らかにした。また,これらの熱力学的性質の強い相関が認められた。検討した二成分溶液の組成によるスルファニルアミド活性とその単調変動の低い値は単調溶解度プロファイルと関連し,逆結論も成立した。さらに,単量体と分子間錯体の溶媒和の違いは,飽和溶液の過剰エンタルピーにおける観測された傾向の非常に可能性のある起源である。電子相関と拡張基底関数系を含む先進量子化学計算を,対形成に対する系成分の親和性の定量化に用いた。活性平衡定数の得られた値から,調べた全ての条件で最も高い親和性がスルファニルアミド二量体に起因すると結論した。また,水によるスルファニルアミドによって形成した対は,1つの例外,すなわち1,4-ジオキサンだけを有する共溶媒分子を有するものより熱力学的に安定であることが観察された。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 熱力学 ,  *溶解度 ,  混合熱 ,  溶媒和 ,  単量体 ,  二量体 ,  Gibbs自由エネルギー ,  親和性 ,  溶質 ,  示差走査熱量測定 ,  有機溶媒 ,  平衡定数 ,  酸素複素環化合物
準シソーラス用語： 過剰エンタルピー ,  共溶媒 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： スルファニルアミド ,  溶解性 ,  Buchowski-Ksiazczakモデル ,  共溶媒和 ,  混合エンタルピー

分類 (1件)： 有機物質からなる多成分系の相平衡・状態図  (CB03016J)

物質索引 (1件)： 1,4-ジオキサン

タイトルに関連する用語 (7件)： 水 ,  二成分 ,  溶媒 ,  スルファニルアミド ,  溶解度 ,  モデル ,  予測