抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:中大脳動脈(MCA)閉塞による急性脳梗塞患者の早期神経機能悪化の影響因子を分析する。【方法】2017年1月-2019年12月に,急性脳梗塞患者134名を遡及的に登録した。入院72時間以内、米国国立衛生研究所脳卒中尺度(NIHSS)の採点は、入院ベースラインNIHSSスコア増加≧2より早期神経機能悪化(earlyneurologicalde-terioration,END)に分けられる。合計48例(END群),非早期神経悪化86例(非END群),一変量分析両群の入院時一般資料,有意義な指標(P<0.05)をLogisticモデルに組み入れた。片側MCA閉塞による急性脳梗塞患者におけるENDの影響因子を多変量ロジスティック回帰分析により評価した。結果:(1)非END群と比べ、END群の性別、年齢、発病時間、入院NIHSSスコア、側副循環、及び血圧変動性(bloodpressurevariability,BPV)パラメータSBPsd、SBPcv、BPV)。SBPmax-min、DBPsd、DBPcv、DBP-mai-minなどの統計学的有意差が認められた(P<0.05)。(2)多変量ロジスティック回帰分析は,以下を示した。側副循環不良(OR=8.330,95%CI1.62942.587,P=0.011),BPVパラメータSBPmax-min(OR=1.110,95%CI1.0081.221,P=0。033はMCA閉塞による急性脳梗塞患者のENDの独立危険因子であり、BPVパラメータSBPmax-minのROC曲線下面積(AUC)は0.85(95%CI0.7880.912,P<0.001)であった。予測ENDの感度は93.8%,特異性は64%,最適カットオフ値は35.5であった。結論:MCA閉塞による急性脳梗塞患者のENDに影響する要素は多く、その中、側副循環不良、血圧変動性(BPV)はENDの独立危険因子である。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】