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J-GLOBAL ID:202002270058645766   整理番号:20A2721115

転移性非小細胞肺癌に対する免疫療法で治療した患者における心血管毒性:mNSCLCにおけるICIを用いたSEER-メディケア研究CVD結果【JST・京大機械翻訳】

Cardiovascular toxicity in patients treated with immunotherapy for metastatic non-small cell lung cancer: A SEER-medicare study CVD outcomes with the use of ICI in mNSCLC
著者 (5件):
資料名:
巻: 150  ページ: 172-177  発行年: 2020年 
JST資料番号: W3184A  ISSN: 0169-5002  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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近年,免疫療法は転移性非小細胞肺癌に対する前線治療オプションに拡大している。化学療法剤からの心血管毒性は,喫煙のような一般的な根底にある危険因子を有するこの患者集団でよく記述される。心血管毒性は,従来の化学療法に対する免疫チェックポイント阻害剤の添加を,検討した。これは,US集団の34%を表すSEER-Medicareデータセットからの遡及的研究である。本研究は,2013年~2015年の間に新たに診断された転移性非小細胞肺癌を有する65歳以上の患者を含んだ。患者を,従来の化学療法(研究アーム)に加えて,従来の化学療法のみ(対照腕)と免疫チェックポイント阻害剤を受けた他者を2つのコホートに分けた。一次エンドポイントは,対照腕に対する研究における新しい心血管毒性の危険であった。本研究基準を満たした6405人の患者を同定した。これらのうち,5730人の患者は化学療法のみを受け,675人の患者は化学療法と免疫チェックポイント阻害剤を受けた。結果は,化学療法で免疫チェックポイント阻害剤を受けた患者において,すべての心血管毒性に対するハザード比が0.81(95%CI:0.72~0.91,p=0.0003)であることを示した。サブグループの中で,急性冠動脈症候群に対するハザード比は0.82(95%CI:0.64~1.05,p=0.10)であり,心不全に対するハザード比は0.74(95%CI:0.62~0.88,p=0.0007)であり,心臓不整脈に対するハザード比は0.72(95%CI:0.63~0.82,p<0.0001)であり,心臓ブロックに対するハザード比は0.48(95%CI:0.30~0.76,p<0.0001)であった。2つのコホート間の心筋症,心膜炎および心筋炎の危険に有意差は認められなかった。75歳以上の患者は,共存症と既存の心疾患で,より高いリスクであった。本研究の結果は,化学療法に対する免疫チェックポイント阻害剤の追加が安全であり,心血管毒性の増加をもたらさないが,代わりに低い危険性を示す。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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腫ようの薬物療法  ,  呼吸器の腫よう 

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