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J-GLOBAL ID:202002270084640042   整理番号:20A0473739

ナイルティラピア(Oreochromis niloticus)におけるフロルフェニコールの塩分依存性薬物動態と最適投与レジメンにおけるその意義【JST・京大機械翻訳】

Salinity-dependent pharmacokinetics of florfenicol in Nile tilapia (Oreochromis niloticus) and its implication in optimal dosing regimen
著者 (6件):
資料名:
巻: 519  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: E0784A  ISSN: 0044-8486  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ナイルティラピアは広い塩分範囲で養殖されており,淡水から最大15pptの半かん水になる。塩分が異なる方法で淡水と海水魚の生理学に大きく影響するので,薬物動力学(PK)挙動も塩分依存性を示すと考えられる。本研究は,28°Cで15mg/kgの単回静脈(IV)または経口(PO)投与後,0,2,4,8および15pptで飼育したナイルティラピアにおけるフロルフェニコール(FF)のPKに対する塩分の影響を検討することを目的とした。最適投与レジメン決定における塩分依存性PKの意味も調べた。FFの血清中濃度をHPLC-UV法により分析し,PKパラメータを2コンパートメントモデルにより測定した。IV注入に続いて,2から15pptへの水塩分の増加は,11.22から9.03時間へのより短い除去半減期(t_1/2β),0.047から0.056L/kg/hへのより速い薬物クリアランス(CL),およびより高い塩分レベルでのより急速な除去を示唆した。PO研究からの結果は,より高い塩分におけるより大きなバイオアベイラビリティのために,0~15pptの塩分範囲にわたる不変のAUCを除いて,一般的にIV実験と一致した。しかしながら,FFの吸収率は,5つの塩分レベルの間でt_1/2Ka,C_max,およびT_maxに有意差が全くなかったので,塩分によって有意に影響されなかった。各塩分レベルに対する薬物動力学-薬力学アプローチにより最適投与計画を決定し,計算用量は0~8ppt塩分の間で類似していたが,15ppt(2μg/mLのMICで7~10mg/kg/日)でより高い用量が必要であることを明らかにした。したがって,塩水で飼育されたナイルティラピアは,淡水で培養されたものより高いFF用量を必要とした。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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魚類  ,  遺伝子発現 
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