文献
J-GLOBAL ID:202002270195267773   整理番号:20A0662944

効率的な抗血管新生と増強された癌化学療法のためのマイクロ流体と光架橋による腫瘍接着性およびpH分解性ミクロゲル【JST・京大機械翻訳】

Tumor-Adhesive and pH-Degradable Microgels by Microfluidics and Photo-Cross-Linking for Efficient Antiangiogenesis and Enhanced Cancer Chemotherapy
著者 (8件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 1285-1294  発行年: 2020年 
JST資料番号: W1325A  ISSN: 1525-7797  CODEN: BOMAF6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
血管ネットワーク形成による腫瘍血管新生は,癌細胞に対する栄養と酸素を提供し,悪性腫瘍の増殖と転移を促進する。有効な抗血管新生抗体としてのベバシズマブ(BEV)は,より良い血流と間質液圧の低下により腫瘍血管系を正常化し,より均一な分布と腫瘍へのより深い浸透を可能にする。しかし,腫瘍組織に局在するBEVと抗癌剤の同時デリバリーを実現することは非常に困難である。ここでは,BEVおよびドセタキセル(DTX)の腫瘍局在化デリバリーのための腫瘍接着およびpH分解性ポリ(ビニルアルコール)(PVA)ミクロゲルを調製し,効率的な抗血管新生および癌化学療法の増強を達成した。組織接着性ドーパミン(DA)部分で修飾されたPVAミクロゲル(~200μm)を,BEVとDTXに対する相当な共カプセル化効率を有する高処理マイクロフルイディクス技術と光架橋化学の組合せにより作製した。PVAミクロゲルは,微小ゲル分解として腫瘍の酸性条件で持続的な薬物放出を示し,ミクロゲル上のDA部分は腫瘍組織で長い保持でBEVを促進し,遊離BEVまたはDA修飾ミクロゲルと比較して血管内皮成長因子(VEGF)を高度に遮断し,腫瘍血管新生を阻害した。加えて,BEV/DTX共負荷ミクロゲルで処理した4T1Luc乳房腫瘍マウスモデルに対する抗腫瘍活性は,他の治療群より明らかに優れた腫瘍増殖阻害を示し,腫瘍接着ミクロゲルにより仲介されたBEVとDTXの併用療法効果は,免疫組織化学(IHC)分析により更に確認した。効率的な抗血管新生および増強された癌化学療法を有するこれらのPVAミクロゲルは,再発および転移性腫瘍と同様に異なる悪性腫瘍を治療するための非常に潜在的なプラットフォームを提供する。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
多糖類  ,  標識化合物  ,  高分子固体のその他の性質  ,  共重合  ,  高分子溶液の物理的性質 

前のページに戻る