抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)患者における異なる胴囲/身長比(WHtR)の臨床的特徴を調査する。方法:2012年11月-2016年12月に黒龍江中医薬大学付属第一病院婦人科外来のPCOS患者461例を治療した。WHtRレベルに従って,PCOS患者を4群に分割した:WHtR<0.4群(12例),0.4≦WHtR<0.5群(114例),0.5≦WHtR<0.6群(230例),WHtR≧0.6群(105例)。異なるWHtRのPCOS患者の臨床生化学的指標の差異を比較した。【結果】4群のPCOS患者の年齢,体重,ボディマスインデックス(BMI),ウエスト周囲とウエストヒップ比(WHR)は,群間で有意差があった(P<0.001)。WHtR<0.4群の胴囲と0.4≦WHtR<0.5群の間に有意差があった(P<0.001)。0.5≦WHtR<0.6群とWHtR≧0.6群の体重、ウエスト周囲、臀囲、BMIに統計学的有意差があった(P<0.001)。0.4≦WHtR<0.5群と0.5≦WHtR<0.6群の年齢、体重、BMIウエスト周囲、臀囲、WHRは統計学的有意差があった(P<0.001)。空腹時血漿グルコース(FPG),空腹時インシュリン(FINS),インシュリン抵抗性指数(HOMA-IR),総コレステロール(TC),トリグリセリド(TG),高密度リポタンパク質(HDL-C),低密度リポ蛋白質(LDL-C),総コレステロール(TC),トリグリセリド(TG),高密度リポ蛋白質コレステロール(HDL-C),総コレステロール(TC),トリグリセリド(LDL-C),空腹時血漿グルコース(LDL-C)を,4つの群の間で比較した。黄体形成ホルモン(LH),卵胞刺激ホルモン(FSH),LH/FSHとSHBGの水準は,2群間に有意差があった(P<0.001)。WHtR<0.4群と0.4≦WHtR<0.5群のFSHレベルに有意差があった(P<0.05)。0.5≦WHtR<0.6群とWHtR≧0.6群のFINS,HOMA-IR,TG,TC,HDL-C,LHと性ホルモン結合グロブリン(SHBG)の水準は統計学的に有意な差があった(P<0.05)。0.4≦WHtR<0.5群と0.5≦WHtR<0.6群のFPG,FINS,HOMA-IR,TG,HDL-C,LH/FSHとSHBGの水準に有意差が見られた(P<0.05)。WHtRはテストステロン(T)、SHBGレベルと正の相関があり(P<0.05、P<0.001)、WHtRは硫酸デヒドロエピアンドロステロン(DHEAS)レベルと負の相関があり(P<0.05)、WHtRはアンドロステンジオン(AND)レベルとは相関しない。結論WHtRはPCOS患者において0.5を切り込み点としてもっと適切で、WHtR≧0.5の時、PCOS患者はもっと明らかな糖脂質代謝異常を呈した。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】