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J-GLOBAL ID:202002270302275470   整理番号:20A0647991

ヒト乳癌細胞,乳房多細胞スフェロイドおよび乳房に対する銅(II)-トロポロン複合体の抗癌および抗転移活性【JST・京大機械翻訳】

Anticancer and antimetastatic activity of copper(II)-tropolone complex against human breast cancer cells, breast multicellular spheroids and mammospheres
著者 (5件):
資料名:
巻: 204  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: D0908A  ISSN: 0162-0134  CODEN: JIBID  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,単分子層(2D)およびスフェロイド(3D)におけるヒト乳癌細胞に対するトロポロン(trp),複合体[Cu(trp)_2]による銅(II)の抗癌および抗転移活性を示すことであった。MCF7(IC50(複合体)=5.2±1.8μM,IC50(CDDP)=19.3±2.1μM)およびMDA-MB-231(IC50(複合体)=4.0±0.2μM,IC50(CDDP)=27.0±1.9μM)に対する細胞毒性アッセイは,[Cu(trp)2]が2Dおよび3Dヒト乳癌細胞モデルに対してシスプラチン(CDDP)よりも大きな抗腫瘍活性を発揮することを示した。さらに,[Cu(trp)_2]はメタロプロテイナーゼ活性を低下させることにより細胞遊走を阻害し,化合物は低濃度(2.5~10μM)で乳癌細胞をアポトーシスに対して受ける。さらに,[Cu(trp)_2]は,乳癌多細胞スフェロイド(IC_50(複合体)=4.9μM,IC_50(CDDP)=130μM)に対して,IC_50値が26倍低下したCDDPを示すCDDPを克服した。また,著者らの結果は,[Cu(trp)_2]が乳房多細胞スフェロイドの細胞移動と細胞浸潤を阻害し,[Cu(trp)_2]が抗転移性を示すことを示した。一方,[Cu(trp)_2]は,哺乳類のサイズと数に影響する哺乳類形成能を減少させた。まとめると,[Cu(trp)_2]は,ヒト乳癌細胞由来の単層(2D)およびスフェロイド(3D)上で抗癌および抗転移特性を示した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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抗腫よう薬の基礎研究 

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