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J-GLOBAL ID:202002270310164173   整理番号:20A0518493

明治神宮造営において構想された風致の空間的要素と設計思想の転換

Landscape Elements of Meiji Jingu in Thoughts and its Transition of planning Concept
著者 (1件):
資料名:
巻: 12  ページ: 50-61(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: U0112A  ISSN: 1883-261X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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神社と森林の間には深い関係があると信じられている。1920年に定着した明治神宮の森は,森林生態学の考え方とともに100年後に完成することを目的として作成されたことで有名である。これは,明治神宮の建設の過程とその森林に焦点を合わせた設計思想を調査するための歴史的研究である。本研究は,議事録と図面などの一次資料を収集および使用することにより実施し,論説と物的計画の両方を考慮することにより進めた。その結果,以下のことが明らかになった。森だけでなく,水システムと地形,特に,神社建築の背後は,明治神宮における景観経験を生み出すための空間的要素と考えられた。こうした考えは,伊勢神宮と日光東照宮から導き出された。そこで,明治神宮建設における物的計画の発展の過程が可視化された。加えて,それまでの神社の森の計画論が因習的な発想と状況を伴う一貫性のないものであったことと,森林管理の費用の少なさが,神社の森の計画コンセプトの変化の理由であった。(翻訳著者抄録)
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著者キーワード (12件):
分類 (4件):
分類
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景観  ,  都市計画一般,都市経済学  ,  土地利用一般,地域制  ,  植物生態学 
引用文献 (109件):
  • 1) 山口輝臣(2005):明治神宮の出現:吉川弘文館,10
  • 2) 本郷高徳(1940)林苑計画と神社の森:庭園22(7),220-221
  • 3) 宮脇昭(1981):「明治神宮の森」と植生-都市林・鎮守の森としての現代的意義-:グリーンエージ95,7-12 朝日新聞1984 年3月3日 鎮守の森の復権を訴える
  • 4) 濱野周泰(2014):種子植物は森の主役:グリーンエージ487,16
  • 5) 松井光瑶(1992):明治神宮の森を訪れて:大都会に造られた森-明治神宮の森に学ぶ-:第一プランニングセンター,22-26
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