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J-GLOBAL ID:202002270316321269   整理番号:20A0598291

病原体の迅速検出のための「サンプル-イン-多重-ディジタル-応答-アウト」チップ【JST・京大機械翻訳】

A “sample-in-multiplex-digital-answer-out” chip for fast detection of pathogens
著者 (8件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 979-986  発行年: 2020年 
JST資料番号: W2330A  ISSN: 1473-0197  CODEN: LCAHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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ポイントオブケア(POC)試験は迅速な診断結果を提供する。しかし,現在の方法の定量は標準曲線と外部参照を用いて行われ,直接的で絶対的な定量化ではない。本論文では,DNA抽出,多重ディジタルRPAおよび蛍光検出を1チップに組み合わせて,「サンプルイン多重ディジタル応答器アウト」システムを作り出す,集積多重ディジタルリコンビナーゼポリメラーゼ増幅(ImdRPA)マイクロ流体チップについて述べた。多層ソフトリソグラフィー技術を,チップ材料としてポリジメチルシロキサン(PDMS),基板としてガラススライドを用いて用いた。このマイクロ流体チップは6層構造とスクリューマイクロバルブ制御機能を持っている。チップに対する試料調製は磁気ビーズに基づく核酸抽出を含み,装置依存性なしに15分以内に完了した。dRPA領域を4つの領域(3つの陽性検出領域と1つの負の対照領域)に分割して,合計12800のチャンバーを含んで,各々のチャンバーは2.7nLの容量を含むことができた。スクリュー弁は,各特定目標の反応成分をチャンバーの異なる領域にあらかじめ埋め込むことを可能にした。試薬は真空ベース自己プライミング導入を用いてdRPA領域に受動的に駆動された。さらに,チップが45分以内に3種の病原性細菌を同時に検出でき,汚染牛乳中の標準曲線を確立する必要のないデジタル定量結果を与えることを示した。さらに,このImdRPAマイクロ流体チップの検出限界は,各種類の病原体に対して10の細菌細胞であることが分かった。これらの特性はポイントオブケア(POC)における食品媒介細菌の迅速検出への適用性を高める。この統合チップのさらなる開発は,実現可能な方法で食品媒介細菌の迅速,多重および正確な検出をもたらすと考えられる。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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微生物検査法  ,  流体式制御機器  ,  バイオアッセイ  ,  医療用機器装置  ,  細胞学一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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