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J-GLOBAL ID：202002270317678785   整理番号：20A0477512

CircPVT1はmiR-145-5p/ABCC1軸を介して肺腺癌の化学療法耐性に寄与する【JST・京大機械翻訳】

CircPVT1 contributes to chemotherapy resistance of lung adenocarcinoma through miR-145-5p/ABCC1 axis

著者 (2件)： Zheng Fushuang (Department of Thoracic Surgery, Shengjing Hospital, China Medical University, Shenyang, Liaoning, China) ,  Xu Ran (Department of Thoracic Surgery, Shengjing Hospital, China Medical University, Shenyang, Liaoning, China)
資料名： Biomedicine & Pharmacotherapy  (Biomedicine & Pharmacotherapy)
巻： 124  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： A0845C  ISSN： 0753-3322  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近,増加する研究は,肺腺癌(LAD)を含むほとんどすべての種類の悪性腫瘍における化学療法耐性の発生に,いくつかのcircRNAが関与していることを確認した。それにもかかわらず,LADの化学療法抵抗性の調節におけるcircPVT1の機能と機構は今まで解明されていない。今回の研究は,circPVT1がLADにおいて高度に発現していることを見出し,それはLAD患者のNステージと化学療法非感受性(シスプラチンとペメトレックス)に正に関連し,LAD患者に対する独立予後バイオマーカーであった。circPVT1発現は,シスプラチンおよびペメトレキセドに対して耐性を示すLAD組織および細胞株(A549/DR)において上方制御された。CircPVT1ノックダウンは,A549/DR細胞をシスプラチンとペメトレックスに感作した。RNAプルダウン分析等により,A549/DR細胞におけるmiR-145-5pに対するceRNAとして,circPVT1が作用することを確認した。加えて,miR-145-5pはシスプラチンおよびペメトレキセド耐性LAD組織および細胞系において低く発現し,その過剰発現はまたA549/DR細胞をシスプラチンおよびペメトレックスに感作した。ルシフェラーゼレポーターアッセイ等はABCC1がA549/DR細胞においてmiR-145-5pの標的遺伝子であることを証明した。さらに,miR-145-5pの増強はA549/DR細胞における化学療法抵抗性に対するcircPVT1ノックダウンの効果を部分的に回復させ,miR-145-5p/ABCC1経路はLAD細胞におけるcircPVT1ノックダウンにより誘導された化学療法抵抗性を仲介した。結論として,circPVT1の高発現はシスプラチンと関連し,LAD患者のペメトレックス非感受性,circPVT1はシスプラチンに寄与し,miR-145-5p/ABCC1軸を通して化学療法抵抗性を示す。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 予後 ,  *薬物療法 ,  感作 ,  アップレギュレーション ,  感受性 ,  A549細胞 ,  バイオマーカー ,  *MRP1 ,  過剰発現 ,  遺伝子ノックダウン法 ,  *肺腺癌 ,  *miR-145 ,  白金錯体 ,  抗腫瘍薬 ,  アンミン錯体 ,  クロロ錯体
準シソーラス用語： シスプラチン ,  悪性腫瘍 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 肺腺癌 ,  環状RNA ,  環PVT1 ,  miR-145-5p ,  ABCC1 ,  化学療法抵抗性

分類 (1件)： 腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N)

物質索引 (1件)： ペメトレキセド

タイトルに関連する用語 (5件)： miR-145 ,  ABCC1 ,  肺腺癌 ,  化学療法 ,  耐性