文献

J-GLOBAL ID：202002270342804813   整理番号：20A2115416

災害時の「避難」を考える-プロローグ 避難勧告等ガイドラインの変遷-

著者 (1件)： 牛山素行 (静岡大 防災総合セ)
資料名： 災害情報  (日本災害情報学会誌)
号： 18  ページ： 115-130  発行年： 2020年07月 
JST資料番号： L7755A  ISSN： 1348-3609  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・避難には英語のevacuation(移動避難)とsheltering(滞在避難)の2つの意味が混在しているとの論述と,本論では前者の意味で用いるとの論述。
・避難情報に関する社会的な関心が近年になって高まってきたとの論述と新聞記事データベースに見られる避難情報(風水害に対する関心が高まっている)に関する論述。
・避難勧告等のガイドラインの経緯(2005年の避難勧告等の判断・伝達マニュアル作成ガイドラインから令和元年台風19号等による災害からの避難についてまで)の記述。
・避難の今日的な課題(避難所に避難させる工夫にばかり注目が集まっている現実があるが,「避難とは難を避けることだ」を強調したいなど)に関する論述。

シソーラス用語： 災害 ,  避難 ,  *指導 ,  *情報 ,  災害対策 ,  *指針 ,  新聞 ,  防災 ,  防護施設 ,  マニュアル
準シソーラス用語： *ガイドライン ,  新聞記事 ,  *避難勧告

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

引用文献 (28件)：

• 藤部文昭・松本淳 : 気候変動と暑熱に関連する新聞記事件数の経年変化, 日本地理学会発表要旨集 (2020年度春期学術大会), ページなし, 2020.
• 気象庁 : 防災気象情報の改善に関する検討会, https://www.jma.go.jp/jma/kishou/shingikai/kentoukai/H24johokaizen/H24jouho_kaizen_kentoukai.html, 2013.
• 気象庁 : 防災気象情報の伝え方に関する検討会, https://www.jma.go.jp/jma/kishou/shingikai/kentoukai/tsutaekata/tsutaekata_kentoukai.html, 2019.
• 松沢勲 監修 : 自然災害科学事典, 築地書館, 1988.
• 毎日新聞 : 社説 台風10号被害 なぜ避難は遅れたのか, 2016年9月1日.

タイトルに関連する用語 (5件)： 災害 ,  避難 ,  プロローグ ,  避難勧告 ,  ガイドライン